時には『押絵と旅する男』のように 江戸川乱歩の作品で傑作と言われたら、まず文句なしに 『人間椅子』を挙げる。次に『押絵と旅する男』を挙げたい。 もちろんこれは好みあるが、実際、この二作品はいい。で、 あとはと言えばあまりいい作品はない。だいたい横溝正史が 代作をかなり請け負っていて、それは乱歩も白状している。 『押絵と旅する男』は京都の旅館で一晩で書いた… コメント:0 2022年08月29日 続きを読むread more
十返肇『実感的文学論』1963,かっての文壇のご意見番の到達点「純粋印象批評」 かって十返肇(とがえりはじめ)という文芸評論家がいた。もう、 まずおなじみでない人が圧倒的に多いだろうが、かって文 壇の「ご意見番」としてその存在感を示し続けたのである、 だから自分自身は作品は書かない、十返肇というペンネーム が変わっていて印象的である。このペンネームこそが最大の 売りかもしれない。丹羽文雄に勧められた… コメント:0 2022年08月29日 続きを読むread more
独自性が光る産経新聞、脱炭素、統一教会で他の新聞メディアと一線を画する 日本の新聞の論調、そのプロパガンダ等などは確かにに思考 停止かと思われるほど画一的である。基本的に、多数の読者を 抱える以上は、社会で定説的なプロパガンダ、主張に背けない、 もし背けば何を言われるやら分からない、という本音があるた めと思われる。それの事細かに見れば違いがあり、ことに右翼 的立場、リベラル的立場に立つかで… コメント:0 2022年08月29日 続きを読むread more