田宮虎彦・千代『愛のかたみ』1957,純愛往復書簡集、慟哭だが批判や悪い噂も

 1956年11月、田宮虎彦は妻の千代に先立たれ、途方に暮れ た。その往復書簡集は光文社から刊行され、ベストセラーに なった。事後的に批判を、平野謙から激しい批判を受けた、そ れはさらに長く尾を引き、1980年7月、小田切秀雄が平野謙か ら聞いた話として「あのベストセラーの印税の金で田宮虎彦は 女と遊んでいた」と講演会で暴…
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雨に見放された西日本、豪雨災害と渇水、水不足の間で年中、ギャーギャー騒ぐ日本 …

 先ごろ、多少まとまった雨が降ってダム貯水量も幾分、持ち 直してなんとか平年並みに近くなったが、またほぼ雨はなく、 1994年の大渇水、少雨の再来が懸念される。少雨、水不足は、 高温をも招く、今年の梅雨が基本的に空梅雨であったのは事実 で、梅雨前線は間違いなく出来ていたが、日本に連続して雨を もたらす働きはついにしなかった…
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『中国の眼』玉嶋信義編(弘文堂)1959,実は日本を見抜いている中国

 1959年の刊行、と時代はやや古いようだが、今なお読むべ きか価値がある、むしろ今だからこそ、読む価値がある本だ と考える。といって中国も日本も世代はどんどん変わる、過 去の歴史的教訓は忘れ去られ、軽薄な愛国主義が堂々巡りに なる。日本の政治家を見ても無教養化が顕著である。現在の 状況となると台湾問題だ、だが中国人にして…
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マンション、アパートなど集合住宅の隣室、上階の部屋の騒音は些細な物音でも刃傷沙汰になり得る

 基本的に集合住宅の隣室、上階でも物音は些細なレベルで も本当に神経を逆なでする。特別に音に敏感でなくとも、例 ばドアの開け締め、水道の音、トイレを流す音、テレビの音、 音楽、話し声、さらには何気ない独り言、歩くことで階下に ひびく音、振動、すべて隣室、階下の住人の神経に障り、いら だたせる。まして大学生が夜中、集まって麻…
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