河盛好蔵『フランス文壇史』フランス第三共和制の文学全盛時代、

 1961年の刊行で、多分、これで読売文学賞を受賞したは ずである。フランス第三共和制時代は歴史は戦乱で激動で あったが、文学においては全盛、というべき時代だった。 史上空前の文学全盛だったと思える。個性的で魅惑的な文学 作品が続々と書かれ、フランス文学に黄金時代だった。とも 各成果の文学者、作家はフランス文学を学ぶのに没…
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俳句、みんなちがってみんないい、という気もするが、俳句初心者の思い

 私は俳句の、いわゆる「選句」というのが全く苦手である、 要は、いい句、下手な句、の区別、もちろん専門的な方の作 る句は、いかにも「俳句らしい」巧妙なものだ、巧妙という 言葉は適切でないかもしれないが、「いかにも俳句らしい、 うまい句」は私にも分かる、分からないではない。だが俳句 は短い、そこに季語、というと織り込める語句…
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『北白川こども風土記』1959,北白川小学校編(山口書店)戦後の教育の成果を示す歴史的書籍

 入手は現在でも不可能ではない、1959年、京都市立北白川 小学校の教職員編集、『北白川こども風土記』は戦後教育系 の出版の隠れた金字塔である。子供たちも共同研究に携わっ ているという。それも多数である。執筆担当は48人、四年生 から六年生になるまで、先生とPTAの協力を経て苦心の研究 成果である。  内容は?「郷土…
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恥は生きる上での税金みたいなもの、可能な限り生きるしか選択肢はない

 『人生とは何だ』であるが、無論、個人差ははなはだしい、 好ましい、温かい家庭、理解ある両親のもとに生まれるのと、 人間の顔はしていても実は鬼畜にも劣る親のもとに生まれ育 つでは天地の差である。やはり親がそれだけ、真面目に誠実 に、一隅を照らすような生活を送っているか、別に普通でい いのだが、それが子供の幸福につながる、だ…
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