ジョン・ブレイン『年上の女』1970,河出書房新社、福田恆存訳、一人称の現代版『赤と黒』?

 初版は1959,さらに同じ河出書房、今度は新社から1970年 に出たジョン・ブレインの『年上の女』福田恆存訳だが「日 本の古本屋」サイトで探すと三島由紀夫所蔵もある。もちろ 高いだけだから間違っても買ってはいけない三島所蔵だが、 まあ読んだのかどうか。  あらすじは、ジョー・ランプトンは復員した青年であり、 故郷の…
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「生きている限り死ぬことはない」と聞いてなぜ人々は歓喜しないのか?

 いうまでもなく古代ギリシャの哲人エピクロスの言葉であ るが、「人は生きている限り死ぬことはない。死ねば自分は は存在しない、だから死を憂える必要はない」全くその通り なのだが、もしある国の政治家が「実は古代ギリシャの哲人、 エピクロスの言葉に『人は生きている限り死ぬことはない、 死ねば自分はもういないから死など関係がない…
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『版画、ー近代日本の自画像』1961,岩波新書、ー版画の悲劇の歴史を事細かに記述

 『版画』はんが、という本、岩波新書でこのタイトルだけ で敬遠されそうだ。自分には関係ない、縁がない、親しみも わかない、・・・・・・だが副題に「近代日本の自画像」と ある。つまり、幕末から明治以来の世相との関連で版画を述 べている。過去の遺物的な、胡散臭いものと思いがちだが、 そこに悲劇がある。読み始めたら本当に面白いと…
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光星学院高校(八戸学院光星高校)への弁当配達の思い出

 夏の甲子園、創志学園は青森県代表の八戸学院光星高校に 敗退、最近、青森県は強い、青森山田と光星高校がスポーツ に力を入れてサッカー、卓球などスポーツ全般に貢献してい る。創志学園とは岡山市の高校だが神戸に本部の教育事業家 の経営、環太平洋大学が経営の中心ではある。・・・・・    だが私にしたら光星学院高校、いまの八戸…
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