深沢七郎『甲州子守唄』1964,「笛吹川」の続編的作品、変態的な悲しさが漂う

 深沢七郎、赤尾好夫、鶴田友美、山下治、・・・・こう 並べると何かと思うだろうが作家の深沢七郎、旺文社創業 者の赤尾好夫、プロレス王者のジャンボ鶴田こと鶴田友美 、あ、だったら藤原優もいれないと、ラグビーで全日本の ウィングの藤原優、とNo.8の山下治、・・・・・これらは 旧制の日川中学から戦後の日川高校の卒業生である。さ…
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いがみ合い、冷戦に打ち勝つためには「健康」、「正しいのは自分」の信念

 世の中、何かと、いがみ合いが起きるものだ、誰も好き好 んで、相手に喧嘩をふっかけたり、冷戦に誘い込むことはな いが、相手が悪い場合がほとんどである。つまり、自分は全 く悪くない、反省の必要はない、と信じることだ。「もしや 自分にも責任があるかも」などと考えないことである。悪い のは一方的に相手だと考えること、これがまず重…
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川口松太郎『古都憂愁』1967,京の限りない魅力、いのちを見守る悲しみ

 私という人間は長く京都に縁がなかった。阪神地区に長く 住んで京都に行くこともなかった。友達もそこにおらず、 夢みていた京都大学も入れず、行けば無念さが湧き出そう だったからである。正直、神戸に魅力などなかった。やはり 心の底で京都への想いはあった。幼い頃、叔母に連れられて 清水寺などの思い出くらいだった。・・・・・そこで…
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近代中国建国から考える「一つの中国」の「中国」とは?中国共産党絶対は無理筋

   中国共産党政府は何かといえば「一つの中国」という、お 題目を繰り返しこれを「何をやろうが勝手」の口実としてい る。そもそも「中国」とは云ってみても、清朝までは国名ら しい国名はなく、王朝名が全てであった。日本人が「支那」 と言うのを非常に嫌っていて、自らがが決めた国名として 「中国」をと梁啓超などは主張したのは周知の事…
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