土方定一『ブリューゲル』と野間宏『暗い絵』

 ペーテル・ブリューゲル、この中世のオランダ、ネーデル ランドの偉大なる画家野菜は、実は我が国の戦後文学の第一声 というべき野間宏『暗い絵』とイメージとして強く結びつくこ とは確かだ。つまり野間宏の『暗い絵』の「絵」とはブリュー ゲルの絵なのである。  「草もなく木もなく実りもなく吹きすさぶ雪風が荒涼として 吹き過ぎ…
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2022年度、倉敷市玉島の乙島祭り、開催決定の正式な通知

 さて、玉島の戸島神社内、「乙島祭り保存会」会長、猪木 源三の名前で町内会会員に正式に封書で通知があり、今年は 乙島祭りは3年ぶりの開催が決定した、そうである。いかな 「新型コロナ」理由でも三年連続中止ではさすがに、存亡の 危機という念に駆られたのであろう。正直、乙島地区でも 在来の住人で祭り好き、の面々と新たに転入、ある…
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日本のメディアはなぜ日本の刑事司法の時代遅れから目を背けるのか?

 日本の刑事司法は多くの致命的な欠陥に満ちている。それ は現実に国連人権委員会からゴーン被告への逮捕繰り返し、 代用監獄などに関連し、世界的に見て人権確保の観点から 法制度の改善を要求されたが、日本政府は断固拒否すると、 にべもないでは済まない返答だった。  ことはゴーン被告で国際的に注目を浴びたが要は日本人 の人権…
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水上勉『凍てる庭』1967.得も言われぬ暗い自伝小説、水上勉さんは本当に苦労人だと分かった

 水上勉の作品は基本的に暗いが、この自伝と思われる作品 もまた暗い。暗さは作者も自覚しているようで、読売新聞の 夕刊に連載された「湖の琴』の「連載を終わって」で「この ような暗い小説に長くつき合って頂いた読者に感謝する」と 締めくくっていた。この作品は毎日か読売か、いずれかの週 刊誌に連載されていたような気がする。 …
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カルトというレッテルを貼って宗教攻撃、中傷を行う日本のメディアの危険性、全ての新宗教がターゲットになる

 現在は「旧統一教会」攻撃だが、明治以来、日本の新聞雑誌、 現在の広くメディア一般だが特に新聞雑誌、その系列のネット 報道は連日、攻撃を批判を加えている。「だって悪いじゃあな いか」というかもしれないが、明治からの日本の新聞報道を点 検すると、あまりに新参宗教への攻撃中傷が甚だしく、何か 一旦攻撃材料が発生すると、もう…
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