吉屋信子『底の抜けた柄杓』(講談社文芸文庫)、十人の俳人の伝記、特に面白い「岡崎えん女」 現在は「講談社文芸文庫」だが元来は1964年に新潮社か ら刊行されている。吉屋信子さんは少女向け作品の作家と いうイメージで、事実そうであるが、あまり知られていない かもしれないが、御自身で俳句を作られる俳人でもあった。 そこから俳句への探究心が増して、俳人も生涯の足跡への 関心が芽生え、その結果、十人の俳人の伝記を物語… コメント:0 2022年09月24日 続きを読むread more
選挙のバカ騒ぎは無意味、全く意味がない、選挙は民主主義の口実でしかない 日本の政治構造、国家原理を考えた場合、選挙は要は「民主 主義」という仮面のため、体面を繕うための茶番劇となってい るのは否めない。地方選挙はこの際、話として別である。国政 選挙である。何度選挙をやろうと小選挙区制、比例代表並立制 という制度のもとでは相対一位がすべてを取る、比例選挙制度 も併用制ではなく並立制では小選挙区… コメント:0 2022年09月24日 続きを読むread more
宝塚、懐かしの写真館(213)、故里しのぶ、「若葉のたより」 『歌劇』昭和11年5月号 故里しのぶ(宝塚歌劇第18期、1937年、退団) 美枝さま、大好きな元也くんからの今日、便りが届き ました。孔雀がカゴから飛んでいったんですって、油壷 で買ったという空気銃で追い回して遊んでいたそうで、 あんな可哀想なことをやらなければ、今頃はきっと春の 野で囀っているでしょうね。 名古屋宝塚での公演も今日… コメント:0 2022年09月24日 続きを読むread more
『安部公房戯曲全集』1970,一見奇抜に見えるが、現代を見つめる容赦ない眼 安部公房というとイメージ的には奇抜で、本音としては何か イヤなイメージ、という読者は少なくないと思う。何も世間が 褒めそやすからと云って、別に感動しないものを褒める必要も 一般読者はない。だから否定、正直、頭間のいい人が書いた 難解な作品という先入観は長く私自身にあった。しかし文学作 品全てについていえるが、読む以上はそ… コメント:0 2022年09月24日 続きを読むread more
2022年、秋分の日、連休初日、美観地区は大賑わい 今日は9月24日、東海道新幹線は午前中は一部の児玉を除 いて、のぞみ、ひかりが運行全面停止、これは安全を配慮とは 申せ、この程度でなぜ、という疑問は湧く。だが今回の小規模 で雨台風の15号は西日本には関西を除き、無関係だった。そこ で岡山県のメインの観光地、倉敷市の美観地区だが、これが超 大賑わいだった。もう駐車場は全国… コメント:0 2022年09月24日 続きを読むread more