長寿の家系とはいうけれど、100年なんて瞬間、人生恨みっこなし 長寿の家系といっていいのかどうか、母方の祖母は75歳 で一か月近く意識不明の脳梗塞を患って99歳まで生きた、 母!はあの最高度に荒み切った精神で、また96歳、祖母は 二十歳からスモーカー、典型的ニコチン中毒だった。それが なければもっと?少なくとも脳梗塞はなかっただろう。田舎 だから90歳以上は普通、100歳以上も特に珍… コメント:0 2022年11月05日 続きを読むread more
水上勉『宇野浩二伝』1971、渾身で究極の宇野浩二の評伝、「文学の鬼」にして「夢見る」作家を解き明かす 宇野浩二はよく「文学の鬼」だと言われる。なぜ宇野浩二 は「文学の鬼」といわれるのか?その作品はまず基本は私小 説である。文学にすべてをかけるその生きざまが「文学の鬼」 なのか、芥川龍之介は宇野浩二と比較的、親しくつきあい、 その文学高く評価していた。逆に宇野浩二は勧められて読ん だ「鼻」について、作り物でしかなく、真の… コメント:0 2022年11月05日 続きを読むread more
伊藤博文と幕末・明治、明治天皇(大室寅之祐)と二人三脚のはずが 明治という時代は伊藤博文と明治天皇(大室寅之祐)の二人 の時代であった。伊藤博文は1841年、天保12年、周防国の熊毛 郡に生まれた。貧窮で12歳頃から若党奉公に出ていたという。 14歳で足軽の伊藤直右衛門の養子となったが、俊輔(博文)を 見込んだ藩士・来原良蔵に鍛えられ、まず下忍(忍者的な武士) となったという。それで… コメント:0 2022年11月05日 続きを読むread more
1975年ころまで京都市東山区にも「山窩(サンカ)」の家族が住んでいた! 実は最近、伺った話なのだが、「山窩」といえば「かって 存在した山地に住んだ定住しない被差別民」という程度にし か語られない。あの山窩小説で一世を風靡した三角寛は著名 ではある。三角寛の山窩共同体についての民俗学的報告につ いては評価が定まらない。三角氏がその博士論文に記述して いる山窩伝説や共同内の特異文字、守秘文字や… コメント:1 2022年11月05日 続きを読むread more