丹羽文雄『太陽蝶』1972.またしても生母もの、「非情」の噴出

    作家も小説の材料が身辺にそれほどあるわけではない、ま た材料になりそうなことを頻繁に体験、見聞できるものでも ない、純粋に「創造、創作」も言うべくして難しい、だから 歴史に材料を取ったするわけだが、丹羽文雄は処女作の『鮎』 から育った寺の中の異常な親子血縁関係、を幾度となく小説化 している。私なら母親が私が幼少時から…
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人身事故だけは絶対にやるな、運転免許どころではない、人生を失うぞ!

 実は今日、運転免許更新、まだ高齢者講習にかからない、 ゴールドだから長めに見たらあと、5年2カ月は安泰となる。 2025年問題というくらいでその時は、団塊の世代がすべて、 後期高齢者となる。高齢者講習の合理化、予約のオンライン 化は全国すべてで実施すべきだ、がそのシステム導入はやは り経費と手間がかかる、だがやらないと高…
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野村尚吾『伝記・谷崎潤一郎』毎日の谷崎担当、やや奥歯にものが挟まっているが

谷崎潤一郎の1949年の毎日新聞『少将滋幹の母』、1962年 の「サンデー毎日」への『台所太平記』の連載などを担当し た野村尚吾さんの『伝記・谷崎潤一郎』、1972年の毎日出版 文化賞受賞作である。だから谷崎潤一郎については熟知の極 みと思えるが、・・・・・  元来は無名の一文学青年に過ぎなかった谷崎潤一郎、26歳 …
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次の日曜日、11月13日(2022)矢掛町の大名行列、だが天気が・・・・・

   次の日曜日は三年ぶりだろうか、岡山県矢掛町での大名行列 の復活のはずが、秋晴れ続きなのに、その日だけが雨予報、し かも降水確率はかなり高いから、もしや本降りかな。今年は、 特に岡山県は本当に雨が少ない。私もこんな経験はないくらい だ。よくまだダムに貯水があると思えるほど、だが肝心な大名 行列の日がよりによって雨、京都か…
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