広津桃子『春の音』1972,広津和郎の娘、無類に温かい人間性と愛情

    広津桃子さん(1918~1988)広津和郎の娘、祖父の広津柳浪 から作家三代の最後を飾った、四代目は出なかった。幸田露伴 の娘の幸田文さん、ほどに作品数は書けなかったが、その作品 の人間理解はさすが、である。ほぼぼのとしたきめ細かな情感 あふれ、温かいものだ。  父母が別居したため、幼いころから母親のもとで兄と二…
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明日、11月13日、日曜日は全国的に雨、イベント開催予定多数

 明日の天気は気になる、もちろん予報は雨、地域にもよる が本降りに近いそうだ、今まで今日土曜日までずっと晴ばか り、最近、いつ雨が降ったのか、記憶にないほど、晴れ続き である。明日は日曜に、秋も深まり、観光のイベント多数で、 まさに目白押しだが雨にたたられることは間違いなさそうだ。    岡山県においては「おかやまマラソ…
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なだいなだ『しおれし花飾りの如く』1972,作者の青春の愚行と純粋さ

 実を言えば私は思想的にと云うか、その点では、なだいなだ さんが一番好きである。適切ではない表現だが、根底にヒュー マニズムを据えた中庸で進歩的な見識、というと矛盾している ように思われるが、たしかにそう感じる。その、なだいなださ んの青春回顧小説だろうか、あまり出回っていない。  この作品のタイトルはフランスの詩…
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差し歯を生涯もたせる秘訣、義歯、インプラントを避けるために

   歯学部というのは歯冠補物、これは歯髄の生きている、い わゆる生活歯に全面冠、クラウンをセットと、歯髄を除去 してメタルなどで支台形成し、その上に全面被覆冠、つまり クラウンや前歯、小臼歯には前が白い前装冠、あるいは樹脂 製のジャケットクラウンなど、の「作り方」は教えるが、そ の「予後」行く末については何も教えない場所だ…
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