源氏物語、最も優れた現代語訳は、円地文子の源氏か、「私の偐紫田舎源氏」というほど個性的

   最近というか、近年、源氏物語の多数の新たな「現代語訳」 が発表されている。だから今となればその種類も枚挙に暇が ないほどだ。勝っては与謝野晶子、谷崎潤一郎の現代語訳が 双璧とされていた。省略部分もあるし、奔放だが雑な与謝野 晶子の現代語版の源氏に対し、谷崎はいたって丁寧で無難、 正直、面白みにかける感がある、あの「少将…
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宝塚、懐かしの写真館(239)玉藻刈子「正月の想い」 『歌劇』昭和10年2月号

 昨年のお正月は私たちはまだ予科の生徒でした。試験が 済んだらすぐに待ちに待ったクリスマス、甲乙丙の三組が さらにまた、いくつかに分かれて自分たちで作った精一杯 の演劇を上級生にお見せするのでした。    私たちは10人でジャンヌの扇をいたしました。あの日は 本当に楽しい日でした。その翌日は東京の実家に帰りまし た。 …
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三島由紀夫は事実上の徴兵忌避とその後

 三島由紀夫の本籍地での徴兵検査が実際どうであったのか、 かって雑誌『噂』に掲載された「三島由紀夫の隠された家系」 にも徴兵検査の模様が証言を交えて述べられている。だが、 そこの述べられた徴兵検査が真実かどうか、なぜなら三島由 紀夫の「風邪をこじらせた」状態が全く述べられていないの である。そのライターとて現場を見たわけで…
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高橋英夫『偉大なる暗闇』岩元禎と弟子たち、採点が異常に厳しかったイヤなドイツ語教師

   非常に癖のある人物である。好む人は少なかっただろう、 そのコントラストに濃淡はあるにせよ、ポジとネガのよう な関係を思わせる人物の併存がある得る。  この本は、俗に、あくまで俗に夏目漱石の『三四郎』に 出てくる「偉大なる暗闇」と綽名された広田先生のモデル ではとも言われた人物、一高のドイツ語教授、岩元禎と、 彼を…
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山陽新聞が2022年「矢掛町・大名行列」を全く報道しなかった件について

 これは「地域の話題」だが、さて、触れるべき事案かどう か、多少考えたが、ちょっと見過ごせないと思ったしだい。 2022年の「矢掛町・宿場町、大名行列」は予定通り、11月 の第二日曜日に開催された。開催時期は正直、ちょっと遅い 、これを例えば文化の日に開催なら晴れの可能性も高く、さ らに観光客が集まると考えてしまうが、制約…
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