川崎長太郎『幾歳月』晩年の回顧、孤独さが身に染みるが本当に個性派だ もはや川崎長太郎について何をかいわんや、その個性的 な生き方、それを好き好んでかどうかわからないが、その 自在な世間体にこだわらない生き方は管理社会に生きる現代 人には魅力の一語に尽きる。・・・・・だが、そういって、 ただ賞賛でいいのかとは思えるが。ある意味、良くも悪くも 最も日本人的な作家だろう。作家といって東大独文… コメント:0 2022年11月19日 続きを読むread more
終活どころか、新たな課題、難問が噴出、歎くひまはない 本当に生きている限り、あきれるほど次々と無理難題、 新たな課題が噴出してきて、正直、まっとうな「終活」な ど考える気もしない。もちろん、終活も否定はしないし、 相応の対策は行っているが、それは実は年齢とは関係がな い、通常の生活上の行動である。なにしろ、私は少年時代、 何度も死にかけたし、長く孤立無援の孤独の極、さらに… コメント:0 2022年11月19日 続きを読むread more
宝塚、懐かしの写真館(241)フォットコント「大陸の花嫁」昭和14年、若潮みつる、糸井しだれ、寿三千代、笹舟陽子 若潮みつるは鏡台の前に置かれた手紙に目を通した。 手にした水色の封筒、若潮が「しづ江」という人から の手がも、若潮がまだ本科生時代、初めて東京宝塚に 出演したときからのファンで、姓を時田といい、去年の 夏、若潮に会っていきなり別れを告げて、満州の田舎に お嫁に行ったそうだ。その語、しづ江かららは年賀状が 着てから音信不… コメント:0 2022年11月19日 続きを読むread more
小川国夫『或る聖書』1973,「荒野の誘惑」をモチーフにした創作 『或る聖書』というタイトルである。しかし、この本には イエスという名前も出てこない、マリアも出てこない。ヨハ ネもペテロも、で何が出てくる?それらは全て何だか舌を噛 みそうな聞き慣れない奇怪な名前ばかりである。全体で64の 章に分かれている。それらが別に論理的にも、筋書き的にも 結びついているとは思えないのだ。文章は見… コメント:0 2022年11月19日 続きを読むread more
衆院10増10減、国土も主権者だ!政治は国土にも責任を持つ、単に人口で区割りは非現実で滑稽な選挙区が続出 衆院の「定数是正」で10蔵10減で新たな小選挙区設定だが、 つくづく滑稽だと思う、政治は国民だけではなく、国土にも 責任を持つ、面積も考慮すべきという意見には「国民が主権 者だ、区割りは人口だけ考えればいい」といささか一笑に付 する対応だが、しかし、現実、人口だけで小選挙区の選挙区 を決めたらその結果はあまりに滑稽で非… コメント:0 2022年11月19日 続きを読むread more