山中恒はなぜ異端の児童文学者とされる?では正当な児童文学者とは

    私が山中恒さんを知ったのは雑誌『彷書月刊』に寄稿され ている山中さんお文章を読んだことだ、戦中体験、戦前体験 を強く打ち出し、日本の逆コースの風潮を厳しく批判、非常 に反戦平和的な人だと痛感、また『昔がよかったはずがない』 での厳しい戦前、戦争批判のスタンス、別に党派的な部分はな く、まさしくご自分の深刻な体験に発す…
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懐かしい日本の情景(62)北浜を震撼させた「吉野ダラー」吉野杉が生み出した金力

 昔から「何とかダラー」という言い方があり、株式投資な どにおいて多額の投資を行う資金力のある、「地名」がそこ につく、本家は「吉野ダラー」である。吉野杉、吉野林業に よって得られる莫大な利益の蓄積による資金力、それが株式 投資などに向かったから「吉野ダラー」、・・・・山林地主 の莫大な資金力が北浜を動かしたという大和建設…
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人間は病める生き物、病気恐怖症、感染恐怖症が人間を破壊する

 人間とは「病めるもの」ホモ・バティエンスである。これ は古来の真実である。病むことは、病んでいることこそ生き る証である。だが近代、現代医学、医療の進歩、営業的医業 の極端な拡大でその挙句、現代人はすっかり病気恐怖症、さ たには「感染恐怖症」に陥り、その結果のおそるべき茶番劇 が世界的に行われているのを見ても明らかである…
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湯浅芳子『狼いまだ老いず』恐るべき窮極の京女!

   確かにロシア文学関係で「湯浅芳子」とう名前は時々見て いたが、一人のロシア文学翻訳者かなていどで、私はそれ以 上、知ろうともせず、だったがいざ、知ると端倪すべからざ る猛女とわかるし、著名な女流作家ときわめて深い関係をも って文学史上に大きな意味を持っている、などなど、いささ か絶句なのだ。外見を見ると「男女」というイ…
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