亀井勝一郎『島崎藤村論』1954,藤村の多面性を探る

   亀井勝一郎はまだ藤村の存命中、昭和14年、1939年に一度、 藤村論を書いているという。それは「一漂泊者の肖像」とい うものであるが、この戦後の「島崎藤村論」はそれら、過去の 亀井勝一郎の藤村論はすべてご破算として、新たに、小説と同 等しく、詩歌、随筆などの文章を同等に見て相互の関連を極め ようというものである。なおこ…
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スイフトスポーツ、素晴らしいエンジン、サス、ミッション、惜しまれるのはドラポジ、さらにパワーシートがないこと

   一昨日のスイフトスポーツに納車だが、まだ100㎞は走行し ていない。平日だし、ちょい乗りである。でも三日目となると 、おおよそ慣れてきて、メーターの見方、操作のやり方、など ほぼ分かってきた。その長所短所がほぼわかった。  とにかく超を前に何個も付けていい、超素晴らしいエンジン 、静かで飛ぶような加速、実にまろやか…
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宝塚、懐かしの写真館(244)レヴュウ「満州から北支へ」から「宝塚新婚全集」葦原邦子、園井恵子、桃園ゆみか、月影笙…

 「北京にて」 明の成祖が仲人になって出来上がった新婚        北支の結婚風俗をちょっと紹介   葦原邦子、 草笛美子    「北京にて」日本から飛行でやって来た花嫁と新郎    園井恵子、櫻緋紗子      「奉天にて」奉天の大舞台で結ばれた私たちです、鞭を    持てば、即に…
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三浦哲郎『笹舟日記』語り口はいいが、甘すぎる気もする

   三浦哲郎とは青森県八戸の出身、作品にその八戸が大きな 位置を占めている、・・・・・どこかで読んだが、三浦哲郎 の家では、作家になってからだが、4月10日には「ゆで卵」を 食べる習慣があったそうだ。東京で貧困で生活に行き詰まり、 母や姉の住む八戸に「都落ち」した日に、上野の不忍池のベ ンチや夜行列車で食べた「ゆで卵」を思…
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とぎれとぎれのバラ日記(52)初冬はバラへの厳しい査定実施、戦力外通告すべきかどうか

 もう12月が近い、冬剪定は1月下旬からでも、ぼつぼつバラ への査定を実施して、「有効な開花」品種に応じた有効な開花 をなし得たかどうか、で場合によっては戦力外通告を行うこと になる。路地植えでは根をぜんぶ引き抜いては簡単ではないが、 鉢植えの利点がコントロールしやすいことである。手間はかか ってもである。その場所が固定的…
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