津島佑子『生き物の集まる家』1973、妖気漂う現代版「高野聖」か 太宰治の次女、津島佑子さん 1947~2016,68歳没、数し れぬ文学賞受賞、さらに多くの選考委員、さすがに太宰治の 血は争えぬ、ということだろうが、いまは異母妹の太田治子 さんが太宰の血を引くただ一人の作家、となった。でも68歳 は早いね。 さて、この作品、1973年、新潮社から、山梨県に都留文化 大学って… コメント:0 2022年12月28日 続きを読むread more
「右翼女子」化が自民党内での出世の秘訣が生んだ杉田水脈など、第二期安倍政権のポリシー 今は脱炭素のグレタ教、反CO2カルトや新型コロナ、mRNA ワクチン騒動で目立たないが、それまでは日本どころか国際世 界を席巻したのは第二期安倍政権のみ「ミニファッショ」と呼 ばれた圧倒的は右翼路線である。そのバックにいたのは日本最 大の右翼団体、保守団体「日本会議」であり、さらにその中で 最重要な組織は「神道政治連盟… コメント:0 2022年12月28日 続きを読むread more
安岡章太郎『小説家の小説論』1970,(福武文庫で復刊)作家による作家論は独創的だ 志賀直哉から山川方夫にいたる14名についての作家論 に、1969年、昭和44年1月から12月まで「毎日新聞」に掲 載された文芸時評も合わさって翌年、1970年に河出書房新 社から刊行され、のちに「福武文庫」で復刊されているよ うだ。昭和44年11月の文芸時評には三島由紀夫の短編への 批評が書かれている。そこであ… コメント:0 2022年12月28日 続きを読むread more
2023年への決意、騙されたと思って生きる 2022年も瞬く間、本当に、毎年、一年が短い、「もういくつ 寝るとお正月」とは昔の子供の真情だったが、「もう何年生き ただけで人生から解放?」ある意味、ちょっと夢のような気持 ちもしないではない。それほど人生の労苦は重圧ではある。で も未来永劫一度の人生なら、まずは生きること自体が最大の目 的であり、栄誉でもある。騙され… コメント:0 2022年12月28日 続きを読むread more