太田治子『母の万年筆』1984,素直で気取りのなさが読者を惹きつける

   太田治子さんのは母はいうまでもなく、太田静子さん、 父親は太宰治、あの有名な『斜陽』は太田静子さんの日 記をベースにしたものだという。1982年の治子さんは母 親を亡くした。その後の1984年の『母の万年筆』その翌 年、1985年に母の思い出を綴った『心映えの記』で坪田 譲治文学賞受賞、となると『心映えの記』が目立って…
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一つの中国の中国とは「中華民国」か「中華人民共和国」か、、論議の必要がない「台湾独立」、中華民国は遥か昔から独立国

   中国共産党政府のお題目たる「一つの中国」、もう絶対的な ドグマになっているようで、「だから何をやってもいい」と うことで、最近は中共政府によるのべつ幕なしの台湾(中華民 国)への軍事的な脅しが頻発している。  中国はあくまで近代の略称である。それまで「中国」などと という国名などなく王朝名があるのみであった。要は辛…
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高木護『人夫考』ある無名者たちへの挽歌(未来社)1979、社会の底辺に生きる心優しき人々

 いつの時代も底辺労働者、労務者はいる。かっては「土方」 どかた、とも呼びならわされていた。それが職種なのか、階層 なのか、例えば鉄工所などでの「溶接工」はどうだろうか、特 技を持って特定の会社への帰属意識も希薄、帰属意識はない。 職安で次の職場は容易に見つかる。汚く厳しい仕事だけに下層 イメージはあるが正規雇用されること…
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あまりにひどい簡易裁判所判事、司法試験抜きの内部登用、裁判の相手が何と市議を使って簡裁判事を動かす!

   昨日のヤフーニュースのAERA記事、大阪でやや障害のある 人が夜、府営の駐車場に車を停めていたら職質、100円ショッ プでかった仕事に使うハサミをドアポケットに入れていたら 銃刀法違反で検挙、警官はノギスまで持ってきて長さを計測、 8㎝いないでないと銃刀法違反、「理由なく持ち歩いては違反 」とかで8,84㎝、商品につい…
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