三浦朱門『バベルの塔』遠藤周作の畏友、「右」の立場からの文明論

 遠藤周作の親しかった作家は北杜夫、阿川弘之、吉行淳之介 、三浦朱門等が挙げられるだろうか、まあ人付き合いの良かっ た遠藤周作だが、無論、自由主義、リベラルである。政治的な 発言はしなかったが。三浦朱門は同じくキリスト教信仰、カト リックだが、妻は例の女性で「右の夫婦」である。気が合うか ら一緒なわけで、三浦朱門も封建思想…
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反CO2 カルト、脱炭素カルトは容易に農業否定、家畜削減に結びつき、食糧危機へ

 何か同じようなことばかり考えているのだが、少なくとも 国内メディアは完全に反CO2カルト、脱炭素カルトへの信仰 に入ることを宣言している。「二酸化炭素濃度上昇による地球 温暖化説は絶対に間違いない」と例えば、毎日新聞の記事に、 その意見としてあった。もう既成カー雑誌まで含め、反CO2 カルト、脱炭素カルトへのあきれるほど…
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正月の過ごし方は難しい、まず体調管理が重要

   毎年のことだが、正月の過ごし方は意外に難しいと感じる。 いつものペースで悠々と、といけばいいが、だんだんと問題 になってくるのは体調である。持病ということと、加齢とい う要因の複合である。一般には年末から正月、家で飲みすぎ るというケースも多い。普段でも廃棄物、資源ごみでまさに、 莫大な数の缶ビールの空き缶を出している…
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有吉佐和子『一の糸』1965,有吉版の文楽準芸道小説だが、表現に深みに欠けるのでは

 瀬戸口寂聴(晴美)さんには『恋川』という文楽を題材にし た作品がある。それが1971年だから女流作家の文楽小説として はパイオニアかもしれない。紀州三部作のようなパッションが どうも感じられない。紀州という自家薬籠中のテーマとやはり 、同じようには難しいようだ。  東京の酒問屋の一人娘の茜は、文楽座の清太郎の三…
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