伊藤整『火の鳥』1953,演劇の内幕だが天は二物を与えなかった、伊藤整が丹羽文雄、井上靖、舟橋聖一になれない理由

    伊藤整は1905年生まれ、丹羽文雄は1904年生まれ、近代 日本文学を代表する作家である。しかし伊藤整は丹羽文雄に はなれなかった。さらに云え女性を描くことには伊藤整もた けていたが、舟橋聖一にも遠くなれなかった。その思いを「 火の鳥」を読んで強く感じた。さらに1907年生まれの井上靖 1904年の船橋聖一をも合わせ…
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腎臓病患者にとってのインスタントコーヒー、体験上、高カリウム血症の危険が高い

   腎臓病ほど食事の制約を受ける疾患もない。まず罹患して いる数が非常に多い、新型コロナでいかにバカ騒ぎしようと 国民病は腎臓病である。いまもって真の意味での薬が全く存 在していない。病変組織が修復、再生されるのでなければ真 の意味はない。ネフロンが再生されなければ治癒とはいいが たい、全く再生がない、とも思えないが、基本…
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ドラ・ド・ヨング『あらしのあと』岩波少年文庫、心にしみる家庭小説にして反戦小説

 終戦後、6年ほどしてオランダ生まれ女流作家によって書か れた家庭小説、反戦小説である。ナチスドイツのオランダ占領 中から逃避行を行い、結局、、戦後アメリカに落ち着いた。発 表は1951年だろうか、1952年、昭和27年に岩波書店から岩波 少年文庫として出版された。発表時点で41歳となっていた6人 の子供の母親、翻訳からの…
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日本の核武装論の横行、そのバリエーションとしての広島、長崎の原爆地上爆破説

 思うに最近、とみに若い人の間でナショナリズムが高揚し ている。若者はナショナリズムに猪突猛進しやすいが、さら に左翼、リベラリズムは悪だと、・・・・・誰かに教えられ たのかどうか、そこから左翼的教養が欠落、別に政治的スタ ンスは自由でも、歴史上の知識を身に着けるべきだと思うが。  そのような若者の間、実は若者ばかりで…
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