五木寛之『朱鷺の墓』歴史と環境に翻弄される一人の女性を描く、五木寛之さんはさすが苦労人だ 五木寛之さんは人間のやるせない苦悩を描いて尽きること がない。雪深い金沢の町の一人の女性とロシア軍捕虜の青年 将校との。それ自体は純愛物語であるが、この主人公たちの 辿る苦難の道は日露戦争当時の過去の出来事として終わって はいない。とにかく五木さんは苦労人だ、苦難の中に生きる 人を描くことが真骨頂だ。 主人… コメント:0 2023年01月21日 続きを読むread more
脱炭素カルトが生む、、金属資源の目も眩むほどの浪費、目の前の銅資源の枯渇の危険性 現実に石油、石炭、天然ガスなどの化石エネルギーがなくな ったら近代文明はもはや存続できないが、それらの埋蔵量は実 に莫大であり、石炭などは、あと千年はもつという推計がアメ リカでは出ている。同時にベースメタル、レアメタルなどの金 属資源なくして近代文明は存在し得ないのも明らかである。石 油、石炭などよりはるかに埋蔵量… コメント:0 2023年01月21日 続きを読むread more
あまりに労力のバラの植え替えを避ける妙手、バラ株は一年で廃棄、毎年、大苗を購入する 地植えか鉢植えという選択肢があるバラ栽培だが、地植え なら楽は楽である。だが個人の庭の場合、ある特定のバラが その地所を占領してしまい、その土地の利用を絶対的に限定、 阻害してしまう、これこそが地植えを個人の庭で行う場合の 最大のディメリットである。バラは品種が多く、別の品種に 替えたいと思っても地植えでは根も深くは… コメント:0 2023年01月21日 続きを読むread more
十返千鶴子『みんなが嘘をついている』1969,十返肇のガンとの闘い、私小説風に十返肇を語り手に いま亡き近藤先生の「患者よ、ガンと闘うな」というコンセ プトはかなり以前はまずなかった。ひたすら撲滅スべきはガン という考えは社会に徹底していたと思う。文学者でも十返肇の ガンでの死亡後、高見順、亀井勝一郎、丸岡明、木山捷平、中 山義秀、伊藤整など、続々と、ガンで亡くなっている。私見だ がガンは単純に切除して治るもの… コメント:0 2023年01月21日 続きを読むread more