懐かしの日本の情景(65)1965年4月初旬の京都、舞妓さん 寒く厳しい冬が過ぎ、衣替えした舞妓さんたちの足どり も軽そう、3人集まると「都をどり」の話かな、祇園花見 小路 1965年、昭和40年の京都の春は遅かった。4月に入っても まだ薄氷が張って、例年なら4月5日は満開となる醍醐寺や円山 公園の紅しだれ桜も、やっと10日を過ぎて咲き始めたくらいで あった… コメント:0 2023年02月01日 続きを読むread more
奈良本辰也『高杉晋作』1965,中公新書、伝記になりにくい人物をどう捉える 私が高杉晋作でまず思い出すのは1963年、昭和38年11月 から1964年8月30日まで続いた大阪・朝日放送の制作のテレ ビ・ドラマ「高杉晋作」である。宗方勝巳主演であった。 実際、長くそれ以上の高杉晋作の知識はほとんどなかった、 かもしれない。予告編で幼い男の子が突然泣き出すシーン が印象的だった。 歴史的… コメント:0 2023年02月01日 続きを読むread more
回転寿司の存亡の危機か、不心得者の排除のため監視カメラ設置の義務化 回転寿司店における不心得者の動画が投稿され、回転寿司 チェーンは実質、大きな打撃を受けている。とんでもない業 務妨害と結果としてなっている。その決定的ダメージの動画 がアップされて騒然となっている。岐阜市のスシローチェー ン店、岐南工業高校建築科二年の生徒で名前は十蔵?今とな れば奇妙な名前だ、回ってくる湯呑をなめた… コメント:0 2023年02月01日 続きを読むread more
井上靖『波濤』1959,井上靖の現代小説としては不出来な作品、過去の作品の要素の寄せ集め 井上靖は非常に多作な作家で、そのなかでも特に現代小説 が多い。しかも「中間小説」と呼ばれるものが現代小説の中 でも多い、中間小説こそは井上靖の文学的な本領ともいって 差し支えないとは思うが、その中でも、出来不出来はあるの は当然である。この『波濤』はタイトルは見たことはあるが、 あまり読む気にもならなかった、話題にす… コメント:0 2023年02月01日 続きを読むread more