小島政二郎『鴎外荷風万太郎』1965,三名に加え、鈴木三重吉、芥川の計五名を余裕綽々の追憶で

 1984年に「吉川弘文館」から再販されたが初版は1965年に 文藝春秋から出たものである。小島政二郎、1894~1994だか らジャスト100歳まで生きた。朝風呂に長々と入る生活習慣が 長生きの秘訣であったのかどうか、本のタイトルは『鴎外荷 風万太郎』だが実は内容はそれに加え、芥川龍之介と鈴木三 重吉も加わる。芥川に…
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あらゆるジャンルでモノ不足、欠品、品薄、根底にある極端なプロパガンダの蔓延による混乱、エントロピーの増大による人間…

    歯科関係の話では歯牙材料、用品の最大手メーカーGCが 3月から基本的に全製品、30%の値上げを全国の歯科材料店 などに通知した。それもあるが、そもそも従来は欠品、品薄 がほとんど意識されなかった歯科用品、材料で欠品、納期遅れ、 品薄が当たり前な状況となっている。狭い歯科の世界でもこう だが世間に眼を広げると、本当にほ…
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懐かしの日本の情景(66)佐藤栄作首相の「桜を観る会」の政治利用?4000名以上が出席、新宿御苑 1969

 歴代在任期間一位の安部元首相、その叔父の佐藤栄作元首相 が第二位、ともに「桜を観る会」を大いに利用した。この「会」 はあくまで私的な寒冷的なものでしかないが、どうしても政治 上、「政治利用」も避けられないのかもしれないが、佐藤、岸、 安部一族はこの傾向が顕著だったようだ。最近の方の民主党の 政権時も行われていた。だがすべ…
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ダヴィド・リビーノーヴィッチ『ダヴィドの日記』木村彰一訳,, ポーランドの少年のホロコーストの悲劇

    筑摩書房刊、1940年から41.42年と三年間にわたる、ポーラ ンドの田舎に住んでた少年が書いた日記である。第二次大戦 は1939年9月にナチスドイツが「ポーランド回廊」奪取の目的 で国境をドイツ軍が突破したことに始まった。少年が日記を 書き始めたのは1940年の3月はもはや世界は戦乱に狂気に蹂 躙されていたのである…
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