秦恒平『花と風』1972,古典と近代のつながりを指摘、谷崎文学の再評価

    谷崎潤一郎の「細雪」に三姉妹が平安神宮に花見に行く箇 所は有名だし、映画でも象徴的シーンとして撮らてている。 「あゝ、これでよかった、これで今年も此の花の満開に行き 合わせたと思って、何かなしホッとすると同時に、来年の春 も亦此の花を見れますように」と願うが、それでいて「花は 盛りは廻ってくるけれど、雪子の盛りは今年…
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日本が中国の自治区か「日本省」に転落する瀬戸際、中国の戦略と洗脳に乗せられる日本のメディア、日本人

    正直、ここままでは日本が、中華民国(台湾)の心配どこ ろか、日本がその前に実質的に中華人民共和国の一省に転落し てしまう危険性というか、可能性が大であるということである。 表向きは嫌中感情は日本人は高いように見受けられるが、さり とて中国人の日本国土買収は際限もない、「国土防衛上の規制」 は例外中の例外で、中国人の日…
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三島由紀夫『スタア・憂国・百万円煎餅』短編集、1961,三点セットで読むと面白い、政治と性の融合儀式?

 この本は1961年に新潮社から出た短編集で三篇収録されて いる。この中で「憂国」は映画化され、超話題になったもので 、切腹趣味が横溢もしてのちの乱入割腹の素地ができているこ とを示す。しかし異様な趣味性である。「憂国」だけが有名に なったが、ことの本質は三点セットで読むことに意義がある。  「スタア」売り出し中の人気…
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あゝ、百歳の人生でも少しも長くはない

   トヨタの豊田章一郎名誉会長が百歳、100歳で亡くなった。 ゆとりと充実のなせる長生き、・・・・・だが何千年生きて 行けそうな超富裕な人も明日の食べ物もないような人も与え られた寿命は基本的に変わらない、うちの母方の祖母は100歳、 その娘(私の母)は超悪条件で96歳だった、どちらも少しもその 人生は長いとは感じられない…
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