北朝鮮は本当に「芸術を大切にする国」だったのか?収容所で虐殺された無数の芸術家たち、崔承喜、また永山一夫 北朝鮮は敵対的とみなす外国によく「無慈悲」という言葉 を使うが、その発端は北朝鮮の収容所における「無慈悲」の 徹底、収容所のコンセプトが「徹底した無慈悲」なのだから、 外国に対しても同じ「無慈悲」というのが国家原理なのだろう う。人類史上、最悪とされたナチスの絶滅収容所であったが、 その存続期間の長さ、残虐さ、罪なき… コメント:0 2023年03月15日 続きを読むread more
渋川驍『議長ソクラテス」1965,堂々たる歴史小説、「ソクラテスの弁明」の経緯が分かるためになる小説 まず渋川驍(しぶかわ・ぎょう)1905~1993,これを驍 の字を取り違えて渋川駿(渋川しゅん)で、「あれ、えらく 若い人がこれを書いている、生まれる前じゃないか」と当惑 しないことである。 これは古代ギリシャの政治を描いた歴史小説で、日本人で 古代ギリシャを舞台の作品は、まして政治の作品なんて、と 思うが、… コメント:0 2023年03月15日 続きを読むread more
宝塚、懐かしの写真館(280)『戀慕流し』1935,雪組公演、大劇場 昭和10年1月 作者:久松一声による解説:平安朝で奔放不羈、人もなげに 感触を力強く発表した歌人、和泉式部と清少納言、無遠慮に自 我を強調した和歌そのままに、性的な道程も大胆だった。危道 と順道の差別なく闊歩したから、えらい、のだろうか。 でも清少納言の行状には潜在的な売名意識があったと思える。 自分を取り巻く男性群を次から次へと… コメント:0 2023年03月15日 続きを読むread more
サマーセット・モーム『世界の十大小説』十大小説で世界文学が括れるはずがないが ・・・あまりふれたくない本なのだが、あのサマーセット・ モームのお馴染みの『世界の十大小説』、まあごく代表的な ものをとりあえず、と云うなら分かるが、「十大小説」なんて 本当に選べるのか、モームが日本の「源氏物語」や「大菩薩 峠」尼関心を持った様子はないし、世界のあえて十大小説と云 うなら「西遊記」だって外せないだろ… コメント:0 2023年03月15日 続きを読むread more