懐かしい日本の情景(65)1960年の浦安、「青べか物語」の風景 今は東京ディズニーリゾートで様変わりだが、かっては 「べか船」の漁村だった。「青べか物語」は1960年、昭和 35年の発表だが、その原型は戦前、すでに書かれ、部分とし て発表されていたのである。1960年、「青べか物語」発表の 年、浦安を訪れた山本周五郎 かって仕事に疲れると、山本周五郎はよく散歩に出た。 浦安在… コメント:0 2023年03月20日 続きを読むread more
永井路子『絵巻』1967,源平の権謀術策を描いてスケールが大きい 権力を獲得する、より権勢を得る、これは時代を超えた、 飽くことのない人間の本性かもしれない。その欲望は戦乱 の時代においてこそ、当然、一層熾烈にならざるを得ない。 そこには勝者と敗者の明確な運命が待っている、というこ とでこの作品は「源平盛衰記」の時代を舞台に描いている。 この時代を描く時代小説、歴史小説は実際… コメント:0 2023年03月20日 続きを読むread more
職場が悩みで自殺は愚の骨頂、やめたらいいだけ、命のほうが大切だ 表題通りなのだが、今しがたの速報かな、福島県の警察署 で女性警官が、32歳?が更衣室で中から鍵をかけて拳銃自殺 、ちょっと前にも岡山県警の県北勤務の男性警察官が2名自 殺、まあ警官は拳銃という自殺に最適な道具があるから、も あるが、この世は自殺が多い。一昨日も福山市の一橋中学で 女子生徒が飛び降り、現実、枚挙にいとまがな… コメント:0 2023年03月20日 続きを読むread more
ルーチョ・チェーヴァ『テスケレ』、巧妙に仕組まれた政治風刺小説 翻訳は1974年9月に河出書房新社から刊行されている。この 本は短編集であり、巻頭の作品が「テスケレ」である。奇妙な 言葉とまず感じるだろう。トルコ語である。実に巧妙に仕組ま れた政治風刺小説である。なんだか奇抜な思いつきだけと思っ てしまうが、それが政治に不条理さ、不可解さを見抜いた著者 の眼に支えられている、と読むと… コメント:0 2023年03月20日 続きを読むread more
同窓会と無縁になってしまった 小中高の同窓会を考えた場合、その学年に世話役、積極的 な世話役がいるかどうか、が非常に大きな意味を持つし、ク ラス、学年全体の盛り上がり、一体感な友愛がさらに基本的 な推進力となる。だから同じ学校でも、卒業年度で全く同窓 会などやらない学年もあるし、逆に「70歳になったから毎年 やる」なんて学年もある。 で、私の… コメント:1 2023年03月20日 続きを読むread more