渡辺一夫『曲説フランス文学』筑摩書房、渡辺流フランス文学の解説 全くもってフランス文学、フランス語の大家によるフラ ンス文学入門書である。・・・・・・はて、一般的日本人 はどの程度のフランス文学の知識がるのかどうか、まあ 多少は翻訳で有名作家の作品も読むが著名なフランス文学 作家の名前をある程度知っているくらいなものだろう。 この本は中世から現代までのフランス文学の通史とい… コメント:0 2023年04月02日 続きを読むread more
俳句は何を表現する短詩系か? 日本には極度に短い短詩系で俳句という大きなジャンル がある。歴史的な由来は連歌に発祥するというが、現在の 俳句に連歌の要素は重要ではない。俳句と川柳にまた大別 されるが、川柳は生活における感慨、思いを風刺を込めて の、歎息めいたものだ。俳句は必須の要素として、季語を 含むという特質がある。それは季節的な要素を織り込むも … コメント:0 2023年04月02日 続きを読むread more
北原怜子『蟻の街の子供たち』初版1953、キリスト教女性の奉仕の記録 現在でも新品で入手できる(はず)北原怜子『蟻の街の子供 たち』で「蟻の街のマリア』として五所平之助監督で映画化さ れた。北原怜子は「きたはら・さとこ」1929年生まれ、昭和 薬専門(現在の慶応大薬学部)卒、慶応教授の北原金司の三女、 熱烈なるカトリック信者、昭和25年、1950年末ころから献身的 に「蟻の街」に奉仕、「蟻… コメント:0 2023年04月02日 続きを読むread more
今日は神戸に、遅く出て早く帰ります、ジャズライブ 今日は久々に神戸に、最近は京都、あるいは大阪には行く けど、神戸は行っていない。正直、つらい学生生活の思い出、 学生を大切にしない神戸、といって学生をチチヤホヤしてく れる街など日本ではあまりないだろうが、京都のように学生 の街という風情はない。どこの街でも、「ここに行ってはな らない」という要注意部落はあるものだが… コメント:0 2023年04月02日 続きを読むread more