江藤淳『アメリカと私』講談社文芸文庫、アメリカへの安易な賛美と思えてならない

    初版は講談社から1969年、その後、講談社文芸文庫の一冊 として刊行されていて今なお、読まれ続けている本である。 書かれた当時、初版刊行が1969年だから執筆はそれ以前、国 力は圧倒的すぎたアメリカである。今は中国という巨大な対抗 馬がいるが、まだ冷戦、経済力はさっぱりのソ連が相手だった。 何よりもその時代背景を知っ…
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「三宅号」靴店、倉敷駅前商店街(えびす商店街)ついに完全閉店、創業70年以上の歴史

    はなはだローカルな話題だが、倉敷駅前商店街、はて「 えびす商店街」なのか「えびす通り商店街」なのか、よく 分からないが、とにかく倉敷駅前商店街で戦後、(戦前か らの歴史はわかりま線画)最も長く営業の靴店「三宅号」が ついに完全閉店となった。三宅号といって三宅さんの靴店で はなく、中野さんである。  テレビ草創期…
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津村節子『みだれ籠』1979,女流作家の眼が光る、夫婦で食うための行商の思い出など

    吉村昭さんの伴侶であった津村節子さん、その「旅の随想」 である。作家がそのジャンルの傾向を問わず取材旅行が必要で ある。その取材旅行の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと を綴ったエッセイである。それが単なるエピソード、こぼれ噺 ではなくて、著者の半生の思い出や、その生き方につながる、 しみじみとした心情が自ずからに…
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税金を払うだけで、節約は無意味!人生は短く一度だけ、迷わず惜しまず金は使えばいい

    つくづく感じるが、日本は税目が非常に多い、消費税( 欧米の付加価値税とは異なるが)の税率だけは欧州より低い が、外国ではおよそあり得ない税金が非常に多く、トータル で税負担は日本は世界一の重さである。日本のメディアは すべて政府の意向をひたすら正当化の極め付きの御用メディ アだから当然あるべき批判すら封じられてしまう…
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