柏原兵三『徳山道助の帰郷』1968,滝井孝作も「ちょっと新味に欠ける」と評した、あまりに退屈な作品 東大独文でドイツ留学、柴田翔に刺激されて小説を、なの だが1933~1972,満38歳没、私が入院中だったか、NHKラジ オ、小説朗読で『小さな石の物語』を長く?放送していたの を聞いた。ドイツ留学時代の話、結局、腎結石だったか、「 ビールで押し流すことで万事解決」というドイツの名医の教え 、大成功という趣だったが、… コメント:0 2023年04月17日 続きを読むread more
サマセット・モーム『作家の手帖』、仏独露などの欧州の作家に比べ、格の低さを感じてしまう モームは云うのだが「我々は誰でも、いつの日にか役立つよ うないいアイデアや、生き生きとした感覚を持つが、それを書 き留めておかないから、、それらは逃げ去ってしまう」と18歳 、1892年から1941年に至るまで、、まめに書き留めていたもの をまとめた作家のノートである。いたってそれ自体は平凡な心 がけである。 … コメント:0 2023年04月17日 続きを読むread more
スイフトスポーツにクスコのリヤスタビライザーは絶対に必要なパーツ、マストバイである。 スイフトスポーツは今となっては手頃に購入できるMTの 唯一のスポーティーカーである。エンジンは端的に云うならば、 絶品である。深いがりがとにかく軽い、羽毛のようで、軽々と 吹き上がり、少しアクセルを踏み込んだラソの加速はものすご い。また大きな特徴は全速度域、回転域で充実したトルク感を 伴っていて、あまりスピードを出… コメント:0 2023年04月17日 続きを読むread more
林伊勢『兄潤一郎と谷崎家の人々』1978、同じ兄弟姉妹で極端な格差、下足番になった弟、ブラジル移民した妹 まず谷崎潤一郎は芦屋趣味というのか、関西のブルジョワ 趣味に浸った文豪、次男の谷崎精二は早稲田大学を出て英文 学者、小説家、早稲田教授、この長男、次男はあまりに高名 である。無論、谷崎潤一郎と来たら、・・・である。そのお よそ現実離れのブルジョワ趣味、性倒錯趣味、源氏物語の現 代語訳などの古典趣味、日本の作家の最初の… コメント:0 2023年04月17日 続きを読むread more