武田泰淳の妻、武田百合子語る泰淳の人間像

    さて、武田泰淳、1912~1976,明治の最後の年(その年の残 りは大正元年)に生まれた武田泰淳、享年64歳だった。俗に第一 次戦後はともいわれる。私は中学生の時、「森と湖のまつり」 を読んだが、妙な話だが「コタンの口笛」と混同してしまった。 作品としては、中学生から見ても非常にギクシャク感というの か、長編には違い…
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携帯に電話をかけたら「登録されていません」、携帯二台所有だが一台からもう一台にかけた時

 私はスマホを二台所有している。どもにドコモ、Androidで ある。経費はかかるが、ストレージが二倍使える、一台を酷使 しないから長持ちする、一台の場所がわからない時、場所特定 アプリでその不携帯の場所がわかる、同じ家なら探すのに一台 から電話おをかけたらすぐ発見できる、・・・・・これは例え 場セカンドカー所有と似ている…
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『アスピリン・エイジ』イザベル・レイトン(早川書房)1919~1941までのアメリカ社会史,狂乱'20年代、不安の…

 1951年に岩波書店から抄訳で出ていると思うが、1971年に 早川書房から出たのは全訳である。それは単行本だったが、 その後、早川文庫で上中下三冊になって出ている。1919年か ら1941年まで、第一次大戦終了、ヴェルサイユ条約から日本 の真珠湾攻撃で一気にアメリカも第二次大戦に参戦、その間の アメリカ社会史でアメリ…
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正宗白鳥『文学の行衛』(雑誌『群像』1952年12月)に見る「文学の鬼」

 正宗白鳥の真髄は小説ではなく、数しれぬ評論であるが、 戦後、昭和27年、1952年の『群像』12月に掲載された「文学 の行衛」その戦後の混乱の中、正宗白鳥が文学をどう考えた か、示唆に富む評論である。全集収録である。  白鳥は志賀直哉の「暗夜行路」を日本の近代文学の最高峰 とみなす「通説」に対し、明治から昭和に渡…
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