あゝ、雨がよく降る、土日はたいてい雨だ

 最近は土日が雨、という気象バターンである。今日の土曜日 は昼前から予想より早く雨となってすぐに本降りとなった。昨 年の少雨を取り返しているのかもしれない。土日は観光に最適 だが今週も、また来週も土日が雨という予報だ。そうこうする と6月、一年の半分が過ぎようというのだから一年も短い、こ んな一年が二桁で人生は満了と成るな…
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獅子文六『娘と私』1956,「父の乳」の間の期間のギャップを埋める自伝的な私小説

    以前、小学生時代、親が買った婦人雑誌に獅子文六で「父 の乳」なり奇妙なタイトルの作品が連載されていた、それは また奇妙なことに子供時代から青春時代までと、多分、40歳 過ぎくらいから60歳ほどと中間が抜けている自伝小説だった。 発表時期では二十歳からほぼ40歳ころまでの自伝的小説『娘 と私』が遥かに早い。いたって著名…
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車を所有しないと飛躍的な節約になるが、地方では車なしでは生存は出来ない

   本当に車は金食い虫だ、新車で購入したら当分は大きな交換 もなく、さほど費用はかからない。その代わり、一括払いなら 最初にまとまった大きな出費をしているわ毛だ。当たり前な話 だが。これが年数を経ると主要な部分を交換が必要となってし まって、その度に大金が吹き飛ぶ。10年しか保有しない、それ まで大きな交換はしない、という…
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安岡章太郎『舌出し天使』1958,アプレの空虚な生き方と心象風景

 安岡さんは大正9年生まれというから、1920年生まれである。 だから1958年のこの本の刊行当時は38歳である。作品『舌出し 天使』は31歳になる一人の男の、青年とも言いにくく、中年と もいい難い半端な年齢の独話形式の中編小説である。年齢から して刊行のかなり前に執筆していたと思える。  ろくに勉強もせず、色っぽ…
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