丸谷才一『横しぐれ』講談社文芸文庫、山頭火に絡めた趣向が巧みでとても知的、佳作である これは1975年、講談社から出た中編、短編の四作品を収録 した一冊である。・・・・・丸谷才一さんの趣向、芸術的な、 また知的な趣向が凝結したような作品が「横しぐれ」、奇妙な タイトルである。他の三作品もあるが、表題作の「横しぐれ」 がいい、よく知られた放浪の俳人、山頭火の奇人的な一面を、 まさに鋭く、同時に複雑に立体… コメント:0 2023年05月20日 続きを読むread more
生息域のクマを責めることは出来ない、クマは100%の猛獣ではない、人と融和できる 朱鞠内湖での不幸な出来事、ただヒグマの生息地の人間がど こまで入り込、活動できるかである。幻の魚、イトウとなると そこらの渓流では釣れそうにはない、神秘の奥まった湖畔、北 海道、しかし蝦夷地は本来ヒグマの棲家であり、北海道の開発 の歴史はヒグマとの闘いであった。人間の進出と野生動物の生 存は対立関係にある。それは間違い… コメント:0 2023年05月20日 続きを読むread more
高見順『対談現代文壇史』筑摩書房、読んで初めて知る意外な事実も多い 最初は1957年、昭和32年に中央公論から刊行され、その後 1976年に筑摩書房から再刊されている。聞き役が高見順、話 し手は、白樺派以降、それぞれの文学運動、あるいは著名な 同人誌の中心にいた人たち、である。例えば、志賀直哉は白樺 派、山本有三が「新思潮」、佐藤春夫が「スバル」時代、久保 田万太郎が「三田文学」、広津和… コメント:0 2023年05月20日 続きを読むread more
インプレッサGH系(2011年6月)12年、12万6千キロでのオルタネーターをリビルトに交換、エンジンの吹き上がり… エンジン、内燃機関の最大の利点と云うならば、電気は 完全自給できること、つまり外部からの充電は一切不要、で あることだ。これをただ当たり前に思っている人が多いが、 エンジンを駆動サせて長距離、走行できるだけではなく、同 時に外部からの充電不要で完全に電気を時前で作れる、それ こそがエンジンを主役に押し上げた理由である。… コメント:0 2023年05月20日 続きを読むread more