ICチップを埋め込まれた日本人、デジタル後進国の奇妙な突出の根底にあるもの

    2024年、秋に健康保険証が廃止となるマイナ法案は国会 で成立した。だが別にマイナ法案ばかりではないが、およそ 国政において民意が反映されるシステムはまったくない。あ れよあれよというまに、まず民意から言うと到底、簡単に賛 同出来ないような法案が次々と閣議決定、国会上程、可決成 立する。国政選挙は既成政党の議席数の多…
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田宮虎彦『姫百合』1964,あまりに暗く切ない短編集、とにかく隠花植物的な暗さを好む作者

   田宮虎彦は、基本、どの作品も暗く切ない、悲しい人物を 、悲しい状況を描いた作品が多い。そうでない作品は挙げる のが難しいだろう。で、この短編集、ちょうど東京五輪の時 期に、その直前くらいに刊行された短編集だ。古書でかろう じて入手可能、でもあまり冊数はない。全集があれば収録さ れているだろうが、まずお目にかかりにくい…
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スイフトスポーツZC33S、納車から半年、その直噴ターボのパワーに驚愕、羽毛のように軽い吹き上がり、静粛性も文句なし

 マニュアル車どころか純エンジン車さえ消えていく?現実 、それはありえないとは思うが、プロパガンダに便乗の国だ から何をやるかわからない。やるならディーゼルの排気ガス をなんとかしてほしいが、まあ、あきれた話である。そこで 自衛のため、マニュアルのエンジン車をやむなく二台保有と なたった。もう古いインプレッサGH、2011…
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大江健三郎『世界の若者たち』1962,ある意味、大江健三郎の原点かもしれない

   大江健三郎は学生作家としてデビュー、その評価はなかなか 厳しいものはあった。「三流国の文学だ」とも揶揄されたこと もあった。だが、そこから大江健三郎さんは邁進した、その原 点は、全てではないが、「若者」である。この若者視点は大江 文学に一貫していると思う。・・・・・・今年、88歳で大江さ んは亡くなられた、ノーベル文…
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