久生十蘭『あなたも私も』1956,角川文庫など、本当に手の込んだ綿密な構成の作品,、戦後の混乱の「様々なる意匠」

   概略はこうだろうか、いたって三流のファッション・モデル の水上サト子、が鎌倉の叔母の家に来ている。すると、庭の 生け垣の向こうから、ポロシャツを着た歌舞伎役者風の美男子 が現れる。声をかけると挨拶もなく、青年はぬけぬけと生け垣 を超えて入ってくる。なれなれしく話しかけてくるから、話し こんでいたら、玄関から声がする、警…
コメント:0

続きを読むread more

宝塚、懐かしの写真館(310)『ミシシッピ・ロマンス』1938年、雪組公演(大劇場) 加藤忠松作

 加藤忠松・作、河崎一郎・作曲、高木四郎・振付、 1938年2月、大劇場で雪組公演、〈解説〉最近、快打 を続ける加藤忠松先生、「テレサの日記」で宝塚のオペ レットの頂点に達したといわれており、大劇場でのデビュ ウはミシシッピ川を舞台にしたグランド・レヴュウ「ミシ シッピ・ロマンス」初音麗子、佐保美代子、春日野八千代 、難…
コメント:0

続きを読むread more

連日、耳にタコが出来る、EV礼賛、水素社会の大合唱の記事、あまりにひどい大衆操作と愚民化

   もっとも日本だけがEV,EVの大合唱ではないのだから仕方 ない面もあるにせよ、世界の潮流は明らかに異常である。だ がそれが現実だから、もう日本も国を挙げてそのドグマに従 うしかない、だからメディアも政府方針で、また大企業も、 トヨタが「新方針」を発表するそうだが、もうどうせ内容は わかっている。「これからはEV,水素エ…
コメント:1

続きを読むread more