アンドレ・マルロー『反回想録』、壮大な歴史思想、現代史の縦横無尽な叙事詩、 日本文化にもすさまじい関心を持っていた規格外の行動的 知識人のアンドレ・マルロー(1901~1976)の同時代的な、 歴史的、思想的回顧で実に大著である。マルローの最も重要 な著作だろう。とにかく扱う対象が広範でスケールは桁外れ だ。歴史的、政治的、文明論的な20世紀の大事件や大きな問 題が、マルローの世界で次々と描… コメント:0 2023年06月22日 続きを読むread more
健康保険証廃止で殺される「役所に出向けない膨大な人たち」、もはや「革命」しかないのか? 国会は民意などはお構いなしに暴挙の法案を成立させる。 与党の「賛成多数」党議拘束で、「2024年、秋の健康保険証 廃止」法案が可決成立した。しかし、「デジタル社会」推進 のために、なぜ健康保険証が廃止されねばならいのか、政府 、与党は国民の健康、医療を受ける権利を人質にとって、何 とも我流の「デジタル社会」推進で暴走… コメント:1 2023年06月22日 続きを読むread more
畔柳二美(くろやなぎふたみ)『姉妹』講談社、1954 北海道で成長する姉妹を描く、毎日出版文化賞受賞の佳作、家城監… 一般にあまり知られているとは云い難いが、実は知る人ぞ 知る、という意味ではかなり著名な作家といえる。畔柳二美 、まずこの名前、畔柳を「くろやなぎ」と読む。この作家を 知ってこの読み方を初めて知るのではないだろうか。結婚後、 の姓が畔柳である。1912~1965,北海道千歳市生まれ、wiki にわりとくわしい記述がある。1… コメント:0 2023年06月22日 続きを読むread more