アイザィア・バーリン『父と子、トゥルゲーネフと自由主義者の苦悩』右からも左からも常に攻撃されるつらい立場 アイザィア・バーリンの名著は 日本でも翻訳出版され ている。岩波文庫で『マキアヴェッリの独創性』、『反啓蒙 思想』、『ロシア・インテリゲンツィアの誕生』、『ある思 想史家の回想』、『ロマン主義講義』、『北方の博士J.G.ハー マン』、『ロマン主義と政治』、、『バーリン選集』など、 まさに素晴らしい内容だと思う。ただ… コメント:0 2023年06月23日 続きを読むread more
高校、大学、学年同窓会が時の経過で次々に空中分解、同窓会の開催は見込みなし 学年同窓会はその学年に積極的な世話役がいるかどうか、に かかっている。したがって学年による格差が非常に大きい70歳 を過ぎたから、毎年、これからは学年同窓会を開催しよう、な どと、ますます活性化する学年同窓会もあれば、還暦も高齢者 入も、古希も全く何もなく、音沙汰自体がない、ライン・グル ープでも投稿しても全然、反応もな… コメント:0 2023年06月23日 続きを読むread more
埴谷雄高『闇の中の黒い馬』1970,夢を現実に還元の夢理論、アホらしいの一語に尽きる大マジな虚構 夢とは何か、誰しも思うだろう。夢と言って明らかに過去の 体験と容易に結びつく夢もあるし、またまったく思い当たるフ シがない夢幻的な夢もある、その中間もある。ただ現実に特に 結びつかない、まさしく夢幻という夢こそ楽しみなものだ、こ まかな内容は起きたらすぐ忘れるが、過去の苦渋な体験、たと えば試験に落ちたとか、などに起因の… コメント:0 2023年06月23日 続きを読むread more
沈没タイタニック号への金持ち観光ツアーをどう考えるか?痛ましい海底の墓標は見世物じゃない メディアはあの潜水艇タイタンの破壊四散、その犠牲者を 悼む記事、コメントで満ちている。だが、私はここで感じる の西洋人の「沈没タイタニック」への異常な関心、ありてい に云うならば好奇心である。無論、あの潜水艇は会社の案内 にあるとおり、「試作品で公的機関のいかなる認証も検査も 受けていない」、また「死亡」のリスクを徹… コメント:0 2023年06月23日 続きを読むread more