とにかく今日を生きることだけ考える、明日の自分がどうなっているか分からない

 私自身、持病があることあり、将来のことで先走って心配 などする意味はあまりない。私は病気があるからそうだが、 考えてみれば人間、基本全てそうだと思う。今日を生きるこ とだけ考えればいい、今日を、自分なりに、より善く、でき れば愉しく生きる、明日のこと、将来のことを全く考えない こともあり得ないが、明日自分がいる保証など、…
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梶山季之『黒の試走車』1962,自動車自体に入れ込みすぎて人間が描けず

   梶山季之さんは当初、ペンネームは梶季彦?と名乗ってい たと思う。ルボライターとしてから、1930年生まれだから、 もし御存命なら今年、93歳、とても無理だ。亡くなったのは ライフワーク『積乱雲』執筆のための取材旅行、香港で客死、 1975年5月と記憶している。わずか45歳だ、過度の飲酒が直 接の原因の肝硬変、大動脈破裂…
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人生は二十歳までが全て、後はそれが展開するだけ

    人生は二十歳、20歳までが絶対に重要、大切は間違いない。 ここで好ましい環境で幸福に健全に育つ、ことがいかに重要 か、である。ここで親の不注意で何か生涯のハンディとなり かねないハンディや病気という不幸を被らないことの比類な き重要さ、また幼年期、子供時代、青春時代でいかに生涯の 幸福な想い出をもち得るか、好ましい人…
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安岡章太郎『アメリカ感情旅行』岩波新書、予定を切り上げ、突如帰国、失敗も作品化、転んでもただでは起きない作家魂

    見ず知らずの外国では日本での肩書、地位は実際、意味は ない。名刺ほどの意味すらないだろう。だから外国を歩き回 るとは、常に新しく変化する環境で、現実処理の能力が求め られそうだ。人間的魅力さえも秤にかけられる。その結果も 明白に出るから、だから海外旅行は面白い、となる。私は 経験ないが、仄聞である。  で、あの…
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