グレアム・グリーン『ジュネーヴのドクターフィッシャー あるいは爆弾パーティ』1981,憎むべきブラックユーモア

    さて、グレアム・グリーン、ちょっと曲者だ。イギリス の古典学者のハイエットはグレアム・グリーンをブラックユー モアの作家と称した。そこでこの作品もブラック・ユーモア の産物ということだ。生涯、共産主義に共感し続け、最晩年 は中米で少女買春にふけったという現代英文学の巨人だった わけだが。  主人公にして語り手の…
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自民党などの右翼的女性候補に野党はなぜ女性候補で対抗しないのか?女性候補には女性候補の鉄則

   昨年だろうか、参院選ですっかり右翼的言辞が板につき、 ネトウヨのアイドルと化した岡山県地方区、小野田紀美は 公明党の支持など不要と公言し、さすが公明党怒らせたが 、実際、日本の保守的風土では、まして岡山県では公明党 の支持など必要ないだろう、公明党は立憲民主の冴えない 二度目かの出馬の男性候補支持に回ったがやはり、まっ…
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インプレッサ DBA-GH2。ミッションケース内のデフ破損、その原因?

 ミッションについてはその破損、オーバーホール、交換など がよく語られる。実際、車の寿命を考えた場合、ミッションが 一番問題とされる。つまり、ミッションは最重要部でありなが ら、まるごと、でも新品がない、あくまで一部の構成のパー ツのみである。だからリビルト?その元となる中古、リサイク ルミッションがまた乏しく、ミッション…
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池田健太郎『チェーホフの仕事部屋』1980,常に新しく、「昨日の作家」でもあるチェーホフの解説

 仏文出ながらロシア文学者として勇名を馳せた池田健太郎 さん、中央公論「世界の文学」で「カラマーゾフの兄弟」の 翻訳、が印象にある。1929~1979,享年50歳、あまりに心身 に負担になるロシアの長編小説の翻訳のせいかと思ったもの だ。この「チェーホフの仕事部屋」は1980年12月に新潮社か ら、没後の出版であった…
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