移動手段から新幹線をどうしたら外せるか?空港へのアクセス向上への投資を 新幹線と云っても東海道、山陽新幹線をメインに考えた 場合、その運休の確率はお世辞にも低くない。特に盛り土 部分が全体の70%にも及び、雨に弱い東海道新幹線はあの 長い路線の何処か一箇所で雨量が基準を超えたら基本、全 面運休となる。狭い間だけを運行はあり得なくもないが、 ダイヤは崩壊であるし、山陽新幹線は基本的に東海道… コメント:0 2023年08月17日 続きを読むread more
平林たい子『宮本百合子』1972,平林たい子の遺著、最晩年の文学的執念の結実 戦後、保守化に徹し、反共的立場を取り続けた平林たい子 の死後、刊行された本である。平林たい子は1905~1972、 1972年の2月で享年は66歳、やや早世である。その後、1972年 7月に文藝春秋から刊行されたのが『宮本百合子』、現在は 『林芙美子・宮本百合子』として講談社文芸文庫で出ている。 実はこの文藝春… コメント:0 2023年08月17日 続きを読むread more
佐古純一郎『家からの解放、ー近代日本文学にあらわれた家と人間』1959,本当に清潔感にあふれる 今や懐かしいキリスト教徒の文芸評論家、佐古純一郎さん の1959年、昭和34年の著書、その二年前に『文学はこれで いいのか』でおおいに話題をさらった。それに続く著書であ る。キリスト教を起点としての文芸評論活動はユニークで あった。 「家、家、家、その因習の中で、どんなに人間性が踏みに じられてきただろうか」… コメント:0 2023年08月17日 続きを読むread more