高齢期の入り口がこんなに楽しいとは、驚き!

 つくづく感じるのは人の生涯の短さだ、通常、人間が亡く なるのは70歳から99歳の範囲内と見ていい、90歳以上は長寿。 日本人男性なら80歳までに50%強は亡くなるという。こうい う計算は、それこそ生保が徹底的にやっているだろう。その 厳密な統計で生保は保険料を決定しているから、契約したら 即、すべて営業利益である。でも一…
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井上靖『射程』1957,井上靖の現代物では傑作、戦後派の若者の野望と瓦解、終戦後の世相を見事に描ききる

    井上靖の作品はとにかく多く、「中間小説」という半ば 揶揄でもされているような現代物がまた多い、正直、それら を読んで「またか」と思わせられることも多いが、この1957 年の『射程』は私が実は中学生の時一気に読んだ。まさに、 引き込まれてしまった。最後の部分は主人公が自殺の薬品を 知人に依頼する、知人は電話で「カリだな…
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バラの「夏剪定」は一般公開のバラ園の「秋のバラまつり」のためのもの、一般のバラ愛好家には無縁

    バラ動画を見ても、数は多いのだが、「夏剪定」をテーマ にした動画も非常に多い。基本的に「夏剪定はやるもの」と いうスタンスであるし、日本のバラの常識というのがそうなっ ている。ただし京成バラ園の村上さんは「一般素人の方が夏 剪定やっちゃダメですよ、やめてね」と云われるのは稀有か もしれない。だが海外でバラの「夏剪定」…
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『太陽の影』アルジェのフランス人応召兵士の手記、戦後、ナチス並の残虐性を発揮したフランス人、「天井桟敷」の国民のや…

    戦時下の対独レジスタンスのフランス人の戦い、その時代、 戦争の何の匂いすらない映画『天井桟敷の人々』を作り上げ たフランス人、だがやはりフランス人は植民地帝国の国民だ ったと痛烈に実感させる植民地アルジェに出征したフランス 人の位置兵士の手記である。恐るべき悪辣さと残虐性である。  1956年にアルジェリアにいた…
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