ハインリヒ・ハラー『チベットの七年』中国共産軍侵入以前のチベットを描く、著者の恐るべき行動力と粘り、チベットへの愛…

    チベットがなぜ中国?つまり侵略、占領されたということで ある。領土欲の塊の中国は自らの絶対的な領土と言い張る。そ の軍事力を考えればどうしようもない現実がある。この本は戦 後、中国共産党の軍がチベットに侵入前の、第二次大戦時代か らの貴重な体験談である。  著者はオーストリア人のハインリヒ・ハラーである。登山家 …
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今こそ、少食の健康法の大切さを!過剰な食事、飲酒は脂肪肝を招く

    別段、古来云われている通りで「腹八分に病気なし」の 古諺、私は七分いかと思うが、とにかく過食しない、こと は陳腐だが人の健康には最も重要であろう。それもただ漠 然とそう思うだけでなく、ちょっぴり医学的に考えてみる のも意義がある。  まずポイントは胃腸と肝臓である。人間は食べ物を摂取 しても、そのまま利用はでき…
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松本恵子『随筆 猫』1962,(Kindle購読) 猫のいる釈迦涅槃図の発見が光る、とにかく猫党

    松本恵子というと二十年ほど前のアイドルみたいな名前だ が、1891~1976,随筆家、翻訳家、また推理作家でもあった。 函館ゆかりの作家、あるじき貸家業を営み、小林秀雄もその 同棲時代に借り主だったというから、時代的には古いは古い。 それだけに広義の文学上の業績は多い。・・・1962年、昭和3 37年に東峰出版という…
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