大江健三郎『静かな生活』1990,実は何でもない障害の子の日常を描く

    大江健三郎さんは今年、2023年3月3日、88歳で亡くなられ た。あの大江光さんを残して、ただし妻の大江ゆかりさんは 存命だが、無論、光さんを残してこの世を去るのは運命である。 障害を抱えた子供を残さざるを得ない親の不安、懸念はもうど うにもならないものだ。理解ある兄弟がいたらいいが、理解が ない、あるいは兄弟がいな…
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8020運動に疑問、高齢になったら歯は少ない方がベター、結局,歯は失われるものだ

 確かに歯の大切さは申すまでもない、だが、現実、カリエス と歯周病とも無縁で健康、健全な歯を高齢まで多数維持、は望 みにくい。まずカリエス(虫歯の既往)、歯周病傾向、また長 い人生では打撲もあり得る。歯は基本的に自然治癒は乏しく (皆無とも云わないが初期に限る)、一旦なにか人為的な治療 をほどこして、それでいい、と思えても…
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ヴラマンク『死の前の肖像』新潮社、フランス野獣派、フランスの岡本太郎の生活と意見

 モーリス・ド・ヴラマンク、Maurice de Vlaminck,1876~ 1958,フランスのフォーヴィズムの旗手、私は時代は一致し ないが、あえてフランスの岡本太郎と云いたい。その生活 と意見を述べた著書である。本人名義の著書である。  ヴラマンクは1900年7月、ほどなく除隊になるという時、 休暇でパリに…
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