やっと日の目を見る福山駅前再開発、キャスパ跡地にアルファゲートタワー(北棟、中棟、南棟)2024年春開業

 本当に長年、正直、あまりの醜態を晒したJR福山駅前再開発、 元町再開発、繊維ビル跡再開発は順調に進んだが、最も期待が 込められていた伏見町再開発は完全に崩壊した。だがその向か い、キャスパ跡地はついに来春、2024年春にアルファゲート タワーが開業、「のぞみ停車駅」になんとかふさわしい、駅前 の姿に辿り着けた、無論、南口…
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エリアス・カネッティ『救われた舌(ある青春の物語、伝記1905~1921)』生涯を支配した鮮烈な体験

 別にノーベル文学賞など稲垣足穂さんの言う如く虚飾でし かなく、作家、小説家にとては本質的に不名誉と認識すべき だがノーベル賞委員会の政治性はまた巧みでもある。で、そ の不名誉なノーベル文学賞を受賞したエリアス:カネッッティ 、ブルガリア出身のユダヤ人、母語はスペイン語の一種、だ が複数のヨーロッパ語をマスターし、執筆…
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宝塚、懐かしの写真館(315)第18期生、「隼律子」物語

   宝塚第18期生「隼律子」だが画像も詳細もいまは資料が 乏しい、だがここに発掘。題して「隼律子」物語、「歌劇」 昭和7年、1932年7月号掲載である。来部花彦執筆  隼律子は純粋の大阪っ子である。父親は大阪でも劇通で知ら れた方であり、そのせいで隼律子も幼い頃からよく芝居小屋に 観に行った。彼女は幼い頃、城東練兵場の…
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紀田順一郎『落書日本史』旺文社文庫、落書の資料を発掘、「寸鉄人を刺す笑い」の根源

 ながく岡山県吉備中央町(賀陽町)に書斎を設けて居住さ れていた紀田順一郎さんだが、1935年生まれ。その1967年の 著書、日本における「落書」らくしょ、の歴史を追跡した本 である。実は、寸鉄人を刺す、という鋭い落書こそは日本の 文化の精華と云うべきだろう。落書というと南北朝時代の混 乱を見事に表現した京都二条河原の落書…
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