中村草田男『銀河依然』1953,俳句の社会化を問う!だが本当に可能なのか?

    この本自体は句集だ、中村草田男の戦後の俳句、800首を集 めたものである。古書でなお入手可能だ。時代は終戦直後から 、多少は落ち着いた昭和28年、1953年の初期、朝鮮戦争も終結 している頃だ。  跋文(後書き)で中村草田男はこう書いている。  「戦前にはさだかに存在した筈の自己の内外の生活の秩序が 、すで…
コメント:0

続きを読むread more

スイフトスポーツ、セイーフティーサポート非装着車の受注停止、FMCは来年5月頃か

    すでにネット上で情報が発せられていたが、スイフトスポー ツのセイーフティーサポート非装着のモデルは発注できない、 受注停止である。伝えられる通りに、8月くらいからそうなっ ているようだ。実際、バックカメラ、バックソナーの検知シス テムの義務化は2022年以降の新型車、2024年5月以降の継続生 産車(既存のモデルの新…
コメント:0

続きを読むread more

桂枝雀『枝雀のアクション英語高座』祥伝社、NONブックス、英語落語の真髄を語るが

    笑福亭仁鶴さんの「家の履歴書」、何故か単行本には決して 収録されないが、仁鶴さんの自伝として最高の内容だと思う。 その最後に近い部分で、質問に応え  「要するに普通なんですわ、高座でも普通のありきたりの人 間として噺ます、常人からかけ離れた狂気な人間が高座ではね 回ったら人の心の情趣に染み入ることは出来ないでしょ…
コメント:0

続きを読むread more

自分には何も才能がなかった、と悟るのもそれなりの自分探しの旅の到着点

 「自分探しの旅」とはよく云われる、全く自分が選んだわけ でない境遇に生まれ、それが普通ならいいとしても、生まれて みたらゲス極の悪意に満ちた冷酷無比の親と家庭、では、いや がうえにも自主的な「自分探し」が人生のテーマになるわけで ある。一度限りの人生、なにか不運、災難に襲われたら、襲わ れつづけたら災難の生み出す不幸の雨…
コメント:0

続きを読むread more