遠藤周作『聖書のなかの女性たち』1961,「おバカさん」と表裏一体をなす佳作だろう

 女性週刊誌に連載されたこの『聖書の中なかの女性たち』 であるが、その一、二年ほど前か、新聞連載され、大好評を とった『おバカさん』と、基本的に同時期と云って差し支え なく、どうもこれは、あのひょうきんな『おバカさん』との 表裏一体をなす佳作、というより労作だと思う。  『聖書のなかの女性たち』だから旧約と新約があるが…
コメント:0

続きを読むread more

外車に気をつけろ、狭義、広義の素行不良者の割合が非常に高い

    日々、車を運転し、常に感じることはこのこの日本国内に おいて外車ドライバーのマナーが非常に悪いことである。車種 の違い、ドライバーの素性も様々だが国内の外車=マナーが悪 い、私生活を含め、というかそれがメインなのだが、外車ドラ イバーはそれぞれのケースで素行不良であること、無論、ベン ツの暴力団員、は典型としても詐欺…
コメント:0

続きを読むread more

ギュンター・グラス『犬の年』、「ブリキの太鼓」の作者の意欲的な長編だが逸脱のイメージ噴出が多く読むのは至難

 映画「ブリキの太鼓」のシーンは多くの人の脳裏に焼き付い ていると思うが、そのテーマというべきか、グラスはナチスの 台頭、ドイツ人の熱狂と崩壊、さらに戦後の西独のあまりの経 済的復興と発展、その歴史を民族的視点もベースに書き上げよ うとした意欲的なさらに野心的とも言える長編である。翻訳は 集英社から上下二巻で1970…
コメント:0

続きを読むread more

日銀、大規模金融緩和教政策の継続、日本の途上国化、国家社会主義国化、物価上昇、庶民にはいい迷惑なだけ

    新総裁のもと、国際的な金融政策の変化の潮流に沿って、 元来は全くの例外的な金融政策のマイナス金利政策がいささ かでも変化があると思いきや、マイナス金利の継続、ETF( 上場投信の購入継続)などを表明した。今後、内外の金利差 から円安がさらに進み、世界的な資源、食料、製品価格の 上昇と相まっての輸入物価の値上がりがとま…
コメント:0

続きを読むread more