なぜ2023年の夏は暑かったのか?

 10月初旬は夏の名残りもあるが、さすがに中旬となると 朝晩は本当に寒々として冬の気配も感じる。えてして夏が 酷暑の年は冬の訪れが早く傾向はある。なんにしても近年 は地球温暖化ドグマのキャンペーンがあまりに激しいのだ が、寒冷への備えがますます疎かに、それが政治的レベル で顕著になるとあまりに深刻な問題となり得る。これは、…
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三浦朱門『冥府山水図』Kindle版など、全くもって作者不在の小説

   2017年に亡くなられた三浦朱門さんの若かりし時代の作品 である。1955年、昭和30年、筑摩書房から短編集、表題作が 『冥府山水図』として刊行されている。最近まで単行本でで いて、またKindleで購読できる。実際、日本に題材を取って のものではない。  『冥府山水図』は人間の描いた山水は遂に自然、天然の山 水…
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スーザン・ソンタグ『ハノイで考えたこと』1969,今なお傾聴に値する深い内容

 1969年、まだベトナム戦争は決着しない時期、アメリカの 知識人というのか、気鋭のジャーナリスト、スーザン・ソン タグの率直な考えの吐露された本だ。その内容、意味する所 は現在でも十分以上に傾聴に値する。スーザン・ソンタグ、 Susan Sontag,1933~2004.生涯通じてリベラリストとして 反戦活動を行った…
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バラの奴隷に徹さないとバラの花は拝めない

    今年のバラシーズンはまだ続いている。今年は、正直、バラ については冴えなかった。最低限は咲いてくれたが、一つ、非 常に怪奇現象で、品種、株の別を超えて、黄色いバラが枝葉は 繁っているのに花だけが、妙にチリチリというか花びらがシケ た感じ、花びらが少ない、到底、鑑賞に耐え得ないような花が、 春先気から一貫して咲く、・・…
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