田原総一朗、清水邦夫『愛よよみがえれ』1967,三池炭鉱の記憶喪失をテーマの田原さんの実質処女作

    この9月10日、アイビースクエアのホールでの講演で田原 総一朗さんが話されていたが、東京12チャンネルのディレク ター時代に三池炭鉱事故に取材の記憶喪失者をテーマにした 本で、清水邦夫さんとの共著である。1934年生まれの田原さ んが30歳を過ぎた頃、気鋭のディレクター時代の本だ。  内容は、まずは三人の記憶喪失…
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所得税減税は恒久的な税率引き下げで!財政危機のウソ、政府の増税ATM化による国民の窮乏

 日本のメディアときたら骨の髄まで御用メディアである。 一事が万事で政府のプロパガンダに完全に同調する。減税と なると「この財政危機のおり、減税は好ましくない」という 文脈の記事を載せるのが常である。徴税徹底を催促する御用 メディアばかりで、昨年度の税収は史上最高だった。  しかし本当に財政危機なのか、昨年度の税収は史…
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山崎豊子『白い巨塔』1965,誤診裁判の緊迫がすごい、勇気を持ってタブーに挑む超スケール作家の代表作

     『白い巨塔』は大阪大学医学部第一外科を舞台にした、 誰も書けなかった、書こうとしなかったタブーに勇気をもっ て挑んだ比類ない大作である。山崎豊子を日本のバルザック と評する向きもあるが、その現代性を考えれば世界で比肩し 得る作家は極稀だろう。銀行、産業界支配の神戸の岡崎財閥 、神戸銀行をモデルにした『華麗なる一…
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L、R区別不能の日本人!なぜ国語審議会でLとRの区別の日本語表記が議論されないのか?外国で笑いものの日本人

 国語審議会がどのような議論を行っているのか詳しく知る 立場にも全然ないが、日本語の表記という点で広義における 「漢字」表記の問題ばかり議論しているような気がする。世 界、広しと云えども、中国語以外で漢字を使っている、言語 は今や日本語だけになっている。だが現実は日本人の漢字へ の愛着は強くなるばかりで、外国人の日本語習得…
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