井上ひさし『花石物語』1980,私小説的な青春苦渋小説

    確かに若い頃の井上ひさしさんは何かと恐怖症に襲われて いて、例えば状況恐怖症という経験もあるそうだ。「恐怖症 者の自己形成史」などという随想を読むと、井上さんはその ために吃音も悪化し、母親の住む岩手県の港町に帰省したが、 町の図書館で続帝国文庫『黄表紙百種』を読むことで、もっ とムダな生き方をやらないとダメだと悟り…
コメント:0

続きを読むread more

名子役、小柳徹、1969年3月24日未明、第三京浜に死す、永遠の「ホームラン教室」NHK

 稀代の名子役、小柳徹1948~1969,東京の子供に多かった 幼くして児童劇団に入り、子役の道を歩み、テレビ、映画に 出演、現在、なぜかwikipediaが消えている。だが代替的なサ イトがある。その出演は映画、テレビ、ラジオとすさまじく 多い、関東学院大学経済学部に入学、テレビの昼の番組の司 会として出演していた。ただ…
コメント:0

続きを読むread more

ドグマ賤民の欧州と独裁国家の中国、EV騒ぎの行き着く先

    欧州、まあヨーロッパと言ってもいいが長ったらしいので 欧州とする。欧州は自己の思想、ドクマをもって世界を支配 しようとする。欧州の大きな武器はあたかも世界の知を支配 するかのようなノーベル賞である。そのノーベル賞をフル活 用して二酸化炭素悪玉一元論による地球温暖化「気候変動」 論をマルクス・レーニン主義、社会主義理論…
コメント:0

続きを読むread more

牧瀬菊枝『九津見房子の暦』1975,岡山県出身の歴史的社会運動家、女性で初の治安維持法違反検挙者

 ルーツは岡山県北の勝山町、現在は真庭市勝山町で房子 の墓も本人の意志で勝山町にあるという。日本近代史で 三代、明治から昭和にわたる比類なき女性活動家、社会運動 家だが私はほとんど今まで詳しく知らなかった。その実績に 比べ、知名度が低いのは否めない。1890~1980、90年の生涯 であった。その活動歴は女性としては日本最…
コメント:0

続きを読むread more