武田泰淳『黄河海に入りて流る』1970,中国についての随想集、武田文学の根底をなすもの 武田泰淳、1912~1976,武田泰淳にとって中国はその文学 の根底をなすものである。武田泰淳と中国との出会いは、ま ずは東大文学部支那文学科に入学したことである 、『史記の世 界』に改題したが、その冒頭の一節がそれを示すはずだ。さ らに戦時下に書いた「北京の輩に寄するの詩」、「支那文化 に関する手紙」、あるいは「土民… コメント:0 2023年11月03日 続きを読むread more
瞬時に狂乱の宗教と化した「気候変動教」、グレタ教、宗教発祥の欧州、「世界をまとめる新たな脅威」育成 がモンスター… 二酸化炭素増加で地球が温暖化という「気候変動」が生じ、 数々の異常気象、異常現象が生じ、ついには人が住めなくな る、一種の終末論であるが、それが特に欧州の先進国で若者 を中心に狂信の宗教と化し、数々の暴挙を行うため英独仏など がテロ行為として取締の対象とする、とのロイター伝があった。 … コメント:0 2023年11月03日 続きを読むread more
榊山潤『馬込文士村』1971,元編集者の回想記、プライバシーにも切り込む 東京には結局、縁がなく終わった私だから「馬込」といって ピンとこない、今では「大田区」である。大森と蒲田から一字 とっての大田区である。元編集者の回想録でかなり個人的な 事情にも切り込んでいる。 和田芳恵、野口冨士男、楢崎勤などの文壇史を思いつく。 浅見淵も確かにそうだ。そのような人たちが実際に見聞し、親 交… コメント:0 2023年11月03日 続きを読むread more
連休はなぜ焦る?楽しまなければ、というプレッシャ、湧き出る雑用 本来、連休は余裕綽々、のはずだが現実は厳しい。まず雨 ならいざしらず、秋晴れが続く毎日、秋の刊行には絶好、で あるということが逆に大きなプレッシャーになってしまう。 いざ出かけると渋滞、行っては見てもしょせんは観光地は観 光地、基本は同じこと、秋の紅葉シーズンだがまだ寒さは不 十分でさほど紅葉もないようだ。さらにときが経… コメント:0 2023年11月03日 続きを読むread more