色川武大『狂人日記』1988、幻覚、幻聴の描写だけでは文学にならないのでは 色川武大、1929~1989,だから60歳で死ぬ前年の発表作で ある。色川武大という名前はあの歴史学者の色川大吉を連想さ せる。阿佐田哲也のほうに統一していたらとは思う。 でこの人、の作品だが、おしなべて云うなら、何か内部に 非常に悶々とした作品化にどうも不適なものを持っているよ うであり、何ともスッキリしない。だ… コメント:0 2023年11月29日 続きを読むread more
そろそろやりたい、私の「心の旅」、京都の清水寺からの坂 いよいよ12月、師走だが2023年12月は私にとって妙に区切 り、という思いがする。以前、NHKのBSで放送されていた「 心の旅)というシリーズ、それに倣って私自身の「心の旅」を 行ってみたい、ただし持病が足を引っ張る、BSの心の旅で印象 深かったのはクロード・チアリさん、若き日、コルシカ島への 旅であった。その再度… コメント:0 2023年11月29日 続きを読むread more
小堀杏奴『静かな日々』いたって庶民的、市井の人としての随想 森鴎外の長女は森茉莉、次女が小堀杏奴、父親のイメージ と違って、というべきか、小堀杏奴はあまりにごくごく普通 の市井の人的な文章、内容だ。派手さは皆無、気取りも衒い もない、顔貌もいかにも、である。小堀杏奴さんは戦後、と いって終戦後からいろいろエッセイを書き、寄稿した。たし か旧文藝春秋社の最後の発行の雑誌『文藝春… コメント:0 2023年11月29日 続きを読むread more
ホンダに見限られた日本国内市場、日本の超高齢化と極端な高齢ドライバー排除政策にイヤケ 実は日本の自動車市場は基本的に危機に瀕している、それは 日本の超々高齢化の進展、団塊ジュニアの還暦もみえてきてい るが、団塊ジュニアのそのまたジュニアは全く少ない。後に 若い世代は減少の一途である。だからこそ、高齢者の力をより 発揮させる、引き出す社会が必須なのだが、日本はその真逆を 優生政策に囚われて行っている。 … コメント:0 2023年11月29日 続きを読むread more