小西豊治『石川啄木と北一輝』1980,社会主歌人と右翼革命家、水と油の接点

    明治の末期、もはや明治の終焉が近いある日、、肺結核で 余命幾ばくもない石川啄木が親友の金田一京助の住居を訪れ、 啄木が最後に辿り着いた立場、思想を金田一に伝えたという。 それが驚くべきことだが「社会主義的帝国主義」というもの であった。別に批判的な意味での帝国主義ではなく、肯定的 、積極的な意味である。それは戦前、軍…
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高校女子駅伝、栄華を極めた興譲館は衰退するのか?根底に学校の経営難、奥本選手(大分東明)ら主力流出、部員数激減、興…

    昨日の高校女子駅伝、興譲館高校は28位、まず唯一の実力 者とみなされ樋口選手が一区、あまりにハイピッチレースに ペースを崩され、よもやの27位、昨年大会は区間7位の好走、 岡山県予選でもぶっちぎり、だったのだが、私が陸上選手で 唯一「ファン登録」している選手だったが、無念の結果。も はや二区以降の未経験な選手はその遅…
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宮本常一『忘れられた農民』1961,〔未来社〕農民自身の言葉の深い味わい

    気がついたのだが岩波書店から2013年『「忘れられた日本 人」を読む』という本が出ている。ことほどさように「知識 人」は日本の農民に関心がある、のは有り難い、というべき だろうか。日本の農民の貧窮ぶり、惨めさについて専門的に 研究した書籍は実に多いと思う。研究者、社会科学系の知識 人ときたら、もうお決まりのように、日…
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単身で在宅の高齢者がマイナカードを作るのは至難だ!何も答えない国

    検索で「単身の身体が動かしくい高齢者はマイナカードを 作れない」で検索すると「回答」が即座に出てくる。「介護 施設に入っておられる方は施設が代理でマイナカードを作れ ます。また一般に代理人が出向いてマイナカードを作ること も可能」と要は「代理人」で可能だから、問題なし、という 答え!である。  この回答!では「…
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