文学に現れた「ナポレオンのモスクワ遠征」とその歴史的評価、フランソワ・ヴィゴ=ルション『ナポレオン戦線従軍記』 ナポレオンのモスクワ遠征、ロシアがナポレオンの大陸 封鎖令に違反したことに対してであるが、ロシア側からは 大祖国戦争、その第一次が対ナポレオンで第二次が対ナチス ドイツ、ということになる。これはロシアを支える精神的な バックボーンとなっている。また文学に与えた影響も大きい。 まとまった書籍ではクラウゼヴィッツの『ナポ… コメント:0 2023年12月31日 続きを読むread more
2023年、何とか生き延びた、2024年も一日一生の限界状況で まだ2023年、残り数時間、油断はできない、のだが、まあ 何とか今年はクリアーできた、人生の節目と言うなら節目で ある。ただ来年以降も継続となると、我を忘れるほどのチャレ ンジ精神、半ば体当たりの気概でなくては明日は見えてこない。 過ぎた時間はどうにもならない、いかな苦渋な数限りない体験 も人生の教訓と考えるしかない… コメント:0 2023年12月31日 続きを読むread more
結城昌治『死者と栄光への挽歌』1980,『軍旗はためく下に』と似たテーマ性、深い問題意識の見事なミステリー スタートは推理作家としてデビューし、その文章の魅力か ら「推理小説の石川淳」とも称された結城昌治だが、その後 は単に推理小説ではなく歴史的推理小説、現代スパイ小説、 さらに捕物帳のシリーズなど実に多彩な素材を作品化するに 至った。この『死者と栄光への挽歌』は確かにミステリーの 型式はとっても、そこに深い歴史的な問題意識… コメント:0 2023年12月31日 続きを読むread more
15歳で腎不全、腹水からの生還だったが、茨の道 実際、15歳で、さっさと退院し、入学した高校に通ってい たらよかったのだが、親が本当に馬鹿者で悪徳病院にダラダラ 長期入院させ、高校まで休学に追い込まれた。すっかり一旦は 快復していたのに、ダラダラ入院、端的に言えばよほどの理由 がない限り、長期の入院は必ず悪い結果を招く。入院は短期で 切り上げる、あとは自分の養生、… コメント:0 2023年12月31日 続きを読むread more